特許
J-GLOBAL ID:201303028033530714

ノック検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西郷 義美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-053397
公開番号(公開出願番号):特開2013-185553
出願日: 2012年03月09日
公開日(公表日): 2013年09月19日
要約:
【課題】本発明は、3種類の波形を同時測定することにより、ノック発生の判定を行うこと、ノックセンサ波形をクランク角ベースの時系列に周波数分析すること、ノック発生の指標をピーク周波数の変化の傾きとはせず、ピーク周波数のシフト量およびピーク周波数の比とすることで、ノック発生の判定の精度を向上させることを目的としている。【解決手段】このため、ノックセンサとカム角センサとクランク角センサと処理装置を備えるノック検出装置において、処理装置は、ノックセンサ波形およびカム角センサ波形、クランク角センサ波形を同時に測定する波形測定手段と、波形測定手段のノックセンサ波形に対して時系列の周波数特性を算出する周波数分析手段と、ノックセンサ波形の時系列の周波数特性に基づいて、ピーク周波数のシフト量またはピーク周波数の比を指標とし、指標が所定の閾値を超えた際にノック発生と判定するノック発生判定手段とを備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
エンジンに取り付けて振動を検知するノックセンサと、前記エンジンに取り付けてカム角を検出するカム角センサと、前記エンジンに取り付けてクランク角を検出するクランク角センサと、これらのノックセンサとカム角センサとクランク角センサとから出力させる検知信号を波形信号として測定し処理してノックの発生の有無を判定する処理装置とを備えるノック検出装置において、前記処理装置は、前記ノックセンサからのノックセンサ波形および前記カム角センサからのカム角センサ波形、前記クランク角センサからのクランク角センサ波形を同時に測定する波形測定手段と、この波形測定手段のノックセンサ波形に対して時系列の周波数特性を算出する周波数分析手段と、この周波数分析手段の算出したノック周波数が時間経過とともに低周波側にシフトするノックセンサ波形の時系列の周波数特性に基づいて、ピーク周波数のシフト量またはピーク周波数の比を指標とし、その指標が所定の閾値を超えた際にノックが発生していると判定するノック発生判定手段とを備えることを特徴とするノック検出装置。
IPC (1件):
F02D 45/00
FI (4件):
F02D45/00 368B ,  F02D45/00 368C ,  F02D45/00 368D ,  F02D45/00 358C
Fターム (11件):
3G384AA01 ,  3G384BA24 ,  3G384DA12 ,  3G384DA38 ,  3G384EC12 ,  3G384FA29B ,  3G384FA29Z ,  3G384FA33B ,  3G384FA33Z ,  3G384FA58Z ,  3G384FA61Z
引用特許:
出願人引用 (11件)
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審査官引用 (11件)
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