特許
J-GLOBAL ID:201303028379912443

トルク伝達用継手及び電動式パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人貴和特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-092355
公開番号(公開出願番号):特開2013-167350
出願日: 2012年04月13日
公開日(公表日): 2013年08月29日
要約:
【課題】出力軸12aとウォーム軸6aとの組み付け誤差を効果的に吸収できるトルク伝達用継手15aを実現する。【解決手段】弾性材製の緩衝部材18aを、井桁形状として、円筒部24aと、円筒部24aの外周面の円周方向等間隔4個所に配置された被挟持組み合わせ部31とから構成する。そして、被挟持組み合わせ部31を構成する1対の被挟持部25a、25b同士の間部分に、出力軸12aに支持された駆動側伝達部材16aの4本の駆動側腕部21aをそれぞれ配置し、円周方向に隣り合う被挟持組み合わせ部31同士の間部分に、ウォーム軸6aに支持された被駆動側伝達部材17aの4本の被駆動側腕部23aをそれぞれ配置して、出力軸12aを回転駆動させた際に、被挟持部25a(25b)に緩衝部材18aの径方向内方に向いた力を作用させる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
軸方向に関して互いに直列に配置された駆動軸と被駆動軸との端部同士の間でトルクを伝達するもので、 前記駆動軸の端部にこの駆動軸と同心に支持される駆動側伝達部材と、前記被駆動軸の端部にこの被駆動軸と同心に支持される被駆動側伝達部材と、これら駆動側伝達部材と被駆動側伝達部材との間に設けられる弾性材製の緩衝部材とを備え、 このうちの駆動側伝達部材は、前記駆動軸の端部に支持される駆動側基部と、この駆動側基部のうちで前記被駆動側伝達部材に対向する面に、円周方向に関して間欠的に、それぞれ軸方向に突出する状態で設けられた複数本の駆動側腕部とを備えたものであり、 前記被駆動側伝達部材は、前記被駆動軸の端部に支持される被駆動側基部と、この被駆動側基部のうちで前記駆動側伝達部材に対向する面に、円周方向に関して間欠的に、それぞれ軸方向に突出する状態で設けられた複数本の被駆動側腕部とを備えたものであり、 前記緩衝部材は、中空筒部と、この中空筒部の外面からそれぞれ延出する状態で設けられた複数の被挟持部とを備えたものであり、 前記各駆動側腕部と前記各被駆動側腕部とを円周方向に関して交互に配置すると共に、円周方向に隣り合う駆動側腕部と被駆動側腕部との円周方向側面同士の間部分に、前記各被挟持部をそれぞれ介在させているトルク伝達用継手に於いて、 前記緩衝部材が、この緩衝部材の中心軸を含む仮想平面に関して鏡面対称で、且つ、放射方向に対して先端側に向かう程この仮想平面に近づく方向にそれぞれ傾斜した、それぞれが平板状である1対の被挟持部より成る被挟持組み合わせ部を、前記中空筒部の外面の円周方向等間隔複数個所に配置して成るものであり、 前記各駆動側腕部を構成する1対の円周方向側面のうちで、前記駆動軸の回転方向に関して前方に位置する円周方向側面が、放射方向に対して径方向外側に向かう程回転方向前方に向かう方向に傾斜しており、 前記各被挟持組み合わせ部を構成する1対の被挟持部同士の間部分に、前記各被駆動側腕部を配置すると共に、円周方向に隣り合う被挟持組み合わせ部同士の間部分に、前記各駆動側腕部を配置しており、 前記駆動軸を回転駆動させた際に、前記各駆動側腕部のうちでこの駆動軸の回転方向に関して前方に位置する円周方向側面と、前記各被駆動側腕部のうちでこの駆動軸の回転方向に関して後方に位置する円周方向側面との間で挟持される前記各被挟持部に、前記緩衝部材の径方向内方に向いた力を作用させる事を特徴とするトルク伝達用継手。
IPC (4件):
F16D 3/68 ,  F16D 3/12 ,  F16F 15/136 ,  B62D 5/04
FI (4件):
F16D3/68 ,  F16D3/12 A ,  F16F15/136 A ,  B62D5/04
Fターム (16件):
3D333CB02 ,  3D333CB13 ,  3D333CC14 ,  3D333CD05 ,  3D333CD13 ,  3D333CD14 ,  3D333CD16 ,  3D333CD17 ,  3D333CD20 ,  3D333CD22 ,  3D333CD37 ,  3D333CE03 ,  3D333CE06 ,  3D333CE10 ,  3D333CE12 ,  3D333CE16
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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