特許
J-GLOBAL ID:201303028677884347

はんだ接合用フラックスの活性度評価方法および評価装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-043783
公開番号(公開出願番号):特開2013-181761
出願日: 2012年02月29日
公開日(公表日): 2013年09月12日
要約:
【課題】はんだ接合を行なう場合、はんだの接合性を向上させる目的でフラックスを使用するが、このフラックスの最も重要な役割であるはんだおよび母材の酸化膜除去機能(活性度)の大きさを連続的に、試料および測定者の影響なく比較評価できる方法を確立する。【解決手段】フラックスをはんだ付け温度まで昇温し、同時に温度差または吸発熱量を測定することで得たフラックスの各温度Tでの温度差または吸発熱量ΔT1と、フラックスとはんだ主材料または母材の酸化物の粉末の混合物をはんだ付け温度まで昇温し、同時に温度差またはDTA値またはDSC値を測定することで得たΔT2との差(ΔT2-ΔT1)を各温度でのフラックスの活性パラメータとし、その積分値を活性度の評価指標とすることで、フラックスの活性の大きさを連続的に、試料および測定者の影響なく比較評価できる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
TG/DTA,DSC,DTAから選択される熱分析手法により、常温からはんだ付け温度までの昇温過程における、 はんだ接合用フラックスの温度差もしくは吸発熱量ΔT1 はんだ接合用フラックスと、はんだ主材料または母材の酸化物の粉末の混合物の温度差もしくは吸発熱量ΔT2 のデータを得て解析することによりフラックスの活性度(酸化膜除去作用)を評価する手法であって、 得られた温度差もしくは吸発熱量の差(ΔT2-ΔT1)を縦軸,時間を横軸に取り、 熱分析開始からはんだ付け温度に到達した時間までの範囲において、吸発熱量の差(ΔT2-ΔT1)を時間で積分することで得られる面積値を、はんだ接合用フラックスの単位重量あたりに換算した値の大小を、 活性度の指標とすることを特徴とするはんだ接合用フラックスの評価方法。
IPC (1件):
G01N 25/20
FI (1件):
G01N25/20 J
Fターム (3件):
2G040AB12 ,  2G040CA02 ,  2G040HA12

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