特許
J-GLOBAL ID:201303029367001778

鉗子栓及び内視鏡

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-198485
公開番号(公開出願番号):特開2013-059397
出願日: 2011年09月12日
公開日(公表日): 2013年04月04日
要約:
【課題】栓体の一部に低強度部などを形成することなく、栓体の再使用を不可能にする。【解決手段】鉗子栓21の円筒形状の栓本体29内に、口金20が挿入される挿入穴33を形成する。栓本体29の内周面に、口金20の外周面に形成されたフランジ25に係合する4つの係合部30を設ける。係合部30に、フランジ25に係合する係合爪37と、挿入穴33の中心軸に向けて突出した突出部38を設ける。栓本体29の内周面でかつ各係合部30よりも処置具14の入口側に、スリット43を有する弁体31を設ける。鉗子栓21の取り外し時に、係合解除用具47を挿入穴33内に挿入する。係合解除用具47はスリット43を破壊した後、各係合部30の突出部38を押圧して、各係合爪37とフランジ25との係合を解除する。スリット43が破壊されることで、鉗子栓21の再使用が不可能になる。【選択図】図15
請求項(抜粋):
内視鏡の外面に設けられた筒状の鉗子口であって、内視鏡の内部に設けられたチャンネルに通じる鉗子口に装着される鉗子栓において、 両端が開放されかつその一端から前記鉗子口の口部が挿入される挿入穴を有する筒状の栓本体と、 前記挿入穴を形成する前記栓本体の内周面に設けられ、前記挿入穴に挿入された前記鉗子口の外周面に係合する係合部と、 前記挿入穴内でかつ前記係合部よりも前記挿入穴の他端側に設けられ、前記挿入穴の他端から挿入された処置具が挿通されるスリットを有し、前記処置具の未挿通時には前記スリットが閉じるとともに、前記処置具の挿通時には前記スリットの縁部が前記処置具に密着することで前記鉗子口からの流体の漏出を防止する弾性のある弁体と、を備え、 前記係合部は、前記挿入穴の他端より挿入された係合解除用具から係合解除操作を受けたときに、前記外周面との係合を解除し、 前記スリットは、前記係合解除用具により前記係合解除操作がなされるときに、当該係合解除用具から力を受けて破壊されることを特徴とする鉗子栓。
IPC (2件):
A61B 1/00 ,  G02B 23/24
FI (2件):
A61B1/00 334B ,  G02B23/24 A
Fターム (8件):
2H040DA56 ,  2H040DA57 ,  4C161AA04 ,  4C161AA07 ,  4C161AA29 ,  4C161FF43 ,  4C161HH05 ,  4C161HH23

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