特許
J-GLOBAL ID:201303029423563970

十字軸式自在継手

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-026465
公開番号(公開出願番号):特開2013-164096
出願日: 2012年02月09日
公開日(公表日): 2013年08月22日
要約:
【課題】過大なトルクが加えられた場合にも、ヨーク12cの結合腕部15c、15cが歪み難く、トルク伝達機能を喪失し難くすると共に、過大なトルクが加えられた事実を後からでも容易に判定できる構造を実現する。【解決手段】前記ヨーク12cの基部14cの凹溝20を形成する事により、この基部14cの捻り方向の剛性を、凹溝20を設けている側の結合腕部15cの捻り剛性を低くする。過大なトルクが加わった場合に、前記基部14cが捻り方向に塑性変形して、前記両結合腕部15c、15cの変形を抑える為、前記課題を解決できる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
1対のヨークと、これら両ヨーク同士を揺動変位自在に結合する1個の十字軸とを備え、 これら両ヨークはそれぞれ、回転軸の端部を結合固定する為の基部と、この基部の軸方向一端縁のうちで、この回転軸に関する直径方向反対側2箇所位置から軸方向に延出した1対の結合腕部と、これら両結合腕部の先端部に互いに同心に形成された1対の円孔とを備えたものであり、 前記十字軸は、隣り合う軸部の中心軸同士が互いに直交する状態で設けられた4本の軸部を備えたものであり、 前記十字軸の軸部の先端部がそれぞれ、前記両ヨークに設けた前記各円孔の内側に、軸受を介して回転自在に支持されている十字軸式自在継手に於いて、 前記両結合腕部の一方の付け根を繋ぐ凹溝を形成し、前記凹溝は、両結合腕部の略中央まで形成する事を特徴とする十字軸式自在継手。
IPC (2件):
F16D 3/26 ,  F16D 3/38
FI (2件):
F16D3/26 X ,  F16D3/38 Z

前のページに戻る