特許
J-GLOBAL ID:201303029719457823

斜軸式アキシャルピストンポンプ・モータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-092286
特許番号:特許第5063823号
出願日: 2012年04月13日
要約:
【課題】センタシャフトの支持端部やピストンロッドの支持端部が駆動軸の端面から離隔する事態を招来することなく、弁板とシリンダブロックとの間の油漏れをより確実に防止する。 【解決手段】センタシャフト90は、シリンダブロック40のシャフト装着孔41に装着され、一方の端部に軸部収容孔921を有するとともに、他方の端部にバネ収容孔922を有したアウタレース920と、シャフト基部911の先端に大きな外形寸法のシャフト支持球頭部912を有し、シャフト基部911を介してアウタレース920の軸部収容孔921に装着されるインナシャフト910とを備え、バネ収容孔922に押圧バネ930を収容させた状態でアウタレース920の一方の端部をシリンダブロック40のシャフト装着孔41に装着し、かつインナシャフト910のシャフト支持球頭部912を介してリテーナプレート100により駆動軸30の端面に傾動可能に支持させた。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 ケーシングの内部に配設し、一端面の軸心上にシャフト装着孔を備えるとともに、軸心を中心とした円周上に複数のシリンダボアを有したシリンダブロックと、 支持端部が前記シリンダブロックから突出する状態で前記シリンダブロックのシリンダボアにそれぞれ配設した複数のピストンロッドと、 基部が前記シリンダブロックのシャフト装着孔に装着され、かつ支持端部が前記シャフト装着孔から突出したセンタシャフトと、 一方の端部を前記ケーシングの内部に配置した状態で前記ケーシングに回転可能に支持させた駆動軸と、 前記ケーシングの内部に配置した駆動軸の一方の端面においてその軸心上となる位置に前記センタシャフトの支持端部を傾動可能に支持させるとともに、前記駆動軸の一方の端面においてその軸心を中心とした円周上に前記ピストンロッドの支持端部を傾動可能に支持させるリテーナプレートと、 前記シリンダブロックの他端面と前記ケーシングとの間に介在し、前記ケーシングの内部において前記シリンダブロックを回転可能に支持するとともに、前記シリンダブロックの回転位置に応じて前記複数のシリンダボアに対する圧力の切換制御を行う弁板と、 前記シリンダブロックのシャフト装着孔に配設し、前記シリンダブロックを前記弁板に押し付けるように作用する押圧バネと を備え、前記駆動軸及び前記シリンダブロックがそれぞれの軸心を中心として回転した場合にこれら駆動軸及びシリンダブロックの傾転角に応じて前記ピストンロッドが前記シリンダボアを行程移動する斜軸式アキシャルピストンポンプ・モータにおいて、 前記センタシャフトは、 前記シリンダブロックのシャフト装着孔に装着され、一方の端部に軸部収容孔を有するとともに、他方の端部にバネ収容孔を有したアウタレースと、 軸状を成す基部の先端に前記基部よりも大きな外形寸法の支持部を有し、前記基部を介して前記アウタレースの軸部収容孔に装着されるインナシャフトと を備え、前記バネ収容孔に前記押圧バネを収容させた状態で前記アウタレースの一方の端部を前記シリンダブロックのシャフト装着孔に装着し、かつ前記インナシャフトの支持部を介して前記駆動軸の端面に傾動可能に支持させることを特徴とする斜軸式アキシャルピストンポンプ・モータ。
IPC (2件):
F04B 1/24 ( 200 6.01) ,  F03C 1/253 ( 200 6.01)
FI (2件):
F04B 1/24 ,  F03C 1/253
引用特許:
出願人引用 (4件)
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