特許
J-GLOBAL ID:201303030349671845
ガスバリア性積層フィルム
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-212643
公開番号(公開出願番号):特開2013-071339
出願日: 2011年09月28日
公開日(公表日): 2013年04月22日
要約:
【課題】食品、日用品、医薬品などの包装分野や、太陽電池関連部材や電子機器関連部材などの分野において、通常の加工を施してもガスバリア性が劣化しない、特に高いガスバリア性が必要とされる場合に好適に用いることができる透明なガスバリア性積層フィルムを提供する。【解決手段】ガスバリア性積層フィルム10は、プラスチックフィルムからなる基材層1の、一方の表面上に第一のプライマー層2と第一のガスバリア層3と第一のガスバリア被膜層4とを、もう一方の表面上に第二のプライマー層5と第二のガスバリア層6と第二のガスバリア被膜層7とを、それぞれ順次積層して構成され、各層が特定の材料から構成され、プライマー層、ガスバリア層およびガスバリア被膜層の厚さが特定の範囲を満たす。【選択図】図1
請求項(抜粋):
プラスチックフィルムからなる基材層の、一方の表面上に第一のプライマー層と第一のガスバリア層と第一のガスバリア被膜層とを、もう一方の表面上に第二のプライマー層と第二のガスバリア層と第二のガスバリア被膜層とを、それぞれ順次積層してなるガスバリア性積層フィルムにおいて、
前記第一のプライマー層および前記第二のプライマー層が、アクリルポリオールとイソシアネートとシランカップリング剤とからなり、
前記第一のガスバリア層および前記第二のガスバリア層が、酸化珪素からなり、
前記第一のガスバリア被膜層および前記第二のガスバリア被膜層7が、
一般式Si(OR1)4...(1)で表される珪素化合物およびその加水分解物のうちの少なくとも1つと
一般式(R2Si(OR3)3)n...(2)で表される珪素化合物およびその加水分解物のうちの少なくとも1つと
(但し、一般式(1)および(2)中、R1、R3はCH3、C2H5またはC2H4OCH3、R2は有機官能基を表し、nは1以上の数を表す。)
水酸基を有する水溶性高分子と
を含有する塗布液を塗布して乾燥させてなり、
前記第一のプライマー層および前記第二のプライマー層の厚さが、0.005μm以上1μm以下であり、
前記第一のガスバリア層の厚さ(Xa)および前記第二のガスバリア層の厚さ(Xb)が、0.005μm以上2μm以下であり、
前記第一のガスバリア被膜層の厚さ(Ya)および前記第二のガスバリア被膜層の厚さ(Yb)が、0.05μm以上3μm以下であり、
Xa、Xb、YaおよびYbの関係が、下記3つの式を満たすことを特徴とするガスバリア性積層フィルム。
0.001≦XaYa
0.001≦XbYb
(Xa+Xb)(Ya+Yb)≦2.5
(式中のXa、Xb、Ya、Ybの単位はμmである。)
IPC (4件):
B32B 9/00
, B32B 27/00
, C23C 16/42
, C23C 16/50
FI (4件):
B32B9/00 A
, B32B27/00 B
, C23C16/42
, C23C16/50
Fターム (48件):
4F100AA20C
, 4F100AA20E
, 4F100AH06B
, 4F100AH06D
, 4F100AK01C
, 4F100AK01E
, 4F100AK25B
, 4F100AK25D
, 4F100AK42
, 4F100AK51B
, 4F100AK51C
, 4F100AK51D
, 4F100AK51E
, 4F100AT00A
, 4F100BA05
, 4F100BA06
, 4F100BA10C
, 4F100BA10E
, 4F100EH46C
, 4F100EH46E
, 4F100EJ61
, 4F100EJ65B
, 4F100EJ65D
, 4F100GB15
, 4F100GB23
, 4F100GB41
, 4F100GB66
, 4F100GB71
, 4F100JB09C
, 4F100JB09E
, 4F100JD02
, 4F100JD02C
, 4F100JD02E
, 4F100YY00B
, 4F100YY00C
, 4F100YY00D
, 4F100YY00E
, 4K030AA06
, 4K030AA14
, 4K030BA44
, 4K030CA07
, 4K030CA17
, 4K030FA03
, 4K030GA14
, 4K030JA01
, 4K030LA02
, 4K030LA16
, 4K030LA24
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