特許
J-GLOBAL ID:201303030386429604

固体酸化物形燃料電池用インターコネクタおよびその製造方法ならびに固体酸化物形燃料電池装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-017798
公開番号(公開出願番号):特開2013-157243
出願日: 2012年01月31日
公開日(公表日): 2013年08月15日
要約:
【課題】銀を用いなくても酸化を抑制し得る固体酸化物形燃料電池用インターコネクタおよびその製造方法を提供する。【解決手段】インターコネクタ本体30のなかで、カソード20に対面するカソード面37と、カソードガスマニホールドの内周面61x、64xと、アノード面36におけるカソードガスマニホールドの周縁部(周縁コート部61y、64y)と、を導電性セラミックからなるコート層31で覆い、周縁コート部61y、64yを除くアノード面36にはコート層を形成しない。カソードガスに曝される部分のみにコート層31を形成したことで、コート層31による悪影響を抑制しつつ、コート層31による酸化抑制効果を発揮できる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
アノードと固体電解質膜とカソードとを順に積層した単セルの前記アノード側と前記カソード側とにそれぞれ配置され、 前記アノードに対面するアノード面と、前記アノード面に背向するとともに前記カソードに対面するカソード面と、を具備し、 前記インターコネクタを厚さ方向に貫通しアノードガスを前記アノードに供給するアノードガス流路に接続するアノードガスマニホールドと、前記インターコネクタを厚さ方向に貫通し前記カソードガスを前記カソードに供給するカソードガス流路に接続するカソードガスマニホールドと、を有する板状の固体酸化物形燃料電池用インターコネクタの製造方法であって、 前記アノードガスマニホールドと前記カソードガスマニホールドとを有するインターコネクタ本体を成形する成形工程と、 前記アノード面を対面させつつ2枚の前記インターコネクタ本体を接着材を用いて接着する接着工程と、 接着した2枚の前記インターコネクタ本体の表面に、導電性セラミック原料と液状媒体とを含むコート原料をコートするコート工程と、 前記コート原料がコートされた前記インターコネクタ本体を加熱する焼成工程と、を具備し、 前記焼成工程における加熱温度は、前記接着材が燃焼する温度よりも高温である固体酸化物形燃料電池用インターコネクタの製造方法。
IPC (2件):
H01M 8/02 ,  H01M 8/12
FI (3件):
H01M8/02 Y ,  H01M8/02 E ,  H01M8/12
Fターム (8件):
5H026AA06 ,  5H026BB01 ,  5H026BB04 ,  5H026CC08 ,  5H026CV01 ,  5H026CX07 ,  5H026EE12 ,  5H026HH08
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 固体電解質型燃料電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-265138   出願人:株式会社富士電機総合研究所
審査官引用 (1件)
  • 固体電解質型燃料電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-265138   出願人:株式会社富士電機総合研究所

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