特許
J-GLOBAL ID:201303031030691220

内燃機関のピストン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 博通
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-005847
公開番号(公開出願番号):特開2013-076408
出願日: 2013年01月17日
公開日(公表日): 2013年04月25日
要約:
【課題】各スカート部のシリンダ壁面に対する面圧の偏差を少なくすると共に、面圧荷重を低減して、フリクションの低減化を図り得るピストンを提供する。【解決手段】アルミニウム合金材のピストン1は、燃焼室を画成する冠部7と、該冠部に一体に設けられ、シリンダ壁面3に摺動するスラスト側と反スラスト側の一対の円弧状のスカート部8,9と、該各スカート部の周方向の両側端に連結部位10を介して連結され、ピンボス13,14を有する一対の湾曲状のエプロン部11,12と、を備えている。該エプロン部の上端部内に凹部19,20を形成して該凹部の下部にくびれ部11d、12dを形成して、各スカート部の冠部側の少なくとも一部の剛性を低下させ、該冠部側のシリンダ壁との強い衝接を抑制してフリクションの低減化を図る。【選択図】図1
請求項(抜粋):
燃焼室を画成する冠部と、該冠部に一体に設けられ、シリンダ壁面に摺動するスラスト側と反スラスト側の一対の円弧状のスカート部と、該各スカート部の周方向の両側端に連結され、ピストンピンの両端部を支持するピンボス部を有する一対のエプロン部と、を備え、 前記少なくとも一方側のエプロン部の壁部の内外側面は、前記対向する他方側のエプロン部との間の距離が前記冠部付近で短くなり、該冠部側の短い部位から軸線方向の端縁側に離間する方向ではほぼ同等になるように形成することにより、前記スカート部の冠部側の少なくとも一部の剛性が、両エプロン部間の距離が短くなる前記冠部側の部位に比べて小さくなるように構成されていることを特徴とする内燃機関のピストン。
IPC (2件):
F02F 3/00 ,  F16J 1/04
FI (2件):
F02F3/00 L ,  F16J1/04
Fターム (5件):
3J044AA02 ,  3J044BA04 ,  3J044CA13 ,  3J044DA09 ,  3J044EA01

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