特許
J-GLOBAL ID:201303031073633622

懸架装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 天野 泉 ,  石川 憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-030770
公開番号(公開出願番号):特開2013-242035
出願日: 2013年02月20日
公開日(公表日): 2013年12月05日
要約:
【課題】 リーフバルブを廃することが可能な倒立型の懸架装置を改良し、圧側の減衰力が不足することを抑制する。【解決手段】 倒立型の懸架装置がアウターチューブ1に連結されてインナーチューブ2内に出没する中空パイプ10と、インナーチューブ2に連結されて中空パイプ10内に出没するロッド21と、中空パイプ10の外側に形成されて隔壁体20及び第一のピストン11で区画されるリザーバ第一室r1、伸側第一室a1及び圧側第一室b1と、中空パイプ10の内側に形成されて第二のピストン22で区画されるリザーバ第二室r2及び圧側第二室b2と、アウターチューブ1とインナーチューブ2の重複部の間に形成されて懸架装置の伸縮に伴い膨縮する伸側第二室a2と、圧側室B(b1+b2)とリザーバR(r1+r2)とを連通する第二の減衰流路M2とを備え、伸側第二室a2の断面積X1が中空パイプ10の断面積X2よりも大きく設定されている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
車体側に連結されるアウターチューブと車輪側に連結されて先端側が上記アウターチューブ内に出没可能に挿入されるインナーチューブとからなり伸縮可能な懸架装置本体と、基端側が上記アウターチューブに連結されるとともに上記懸架装置本体の伸縮に伴い先端側が上記インナーチューブ内に出没する中空パイプと、上記インナーチューブの先端側内周に保持されて上記中空パイプの外周面に摺接し上記中空パイプの外側を作動流体が充填されて上記インナーチューブの内側に形成される作用室と作動流体が収容されるリザーバ第一室とに区画する隔壁体と、上記中空パイプの先端側外周に保持されて上記インナーチューブの内周面に摺接し上記作用室を中空パイプ側の伸側第一室と圧側第一室とに区画する第一のピストンと、上記伸側第一室と上記リザーバ第一室とを連通する第一の流路と、作動流体が上記リザーバ第一室から上記伸側第一室へ移動する際上記第一の流路を開放する第一の逆止弁とを備える懸架装置であって、 上記アウターチューブと上記インナーチューブの重複部の間に形成されて上記懸架装置本体の伸縮に伴い縮小、拡大するとともに上記伸側第一室に連通し作動流体が充填される伸側第二室と、基端側が上記インナーチューブに連結されるとともに上記懸架装置本体の伸縮に伴い先端側が上記中空パイプ内に出没するロッドと、このロッドの先端側外周に保持されて上記中空パイプの内部を作動流体が充填されて上記圧側第一室に連通する圧側第二室と作動流体が収容されて上記リザーバ第一室に連通するリザーバ第二室とに区画する第二のピストンとを備え、 上記伸側第一室と上記伸側第二室とで伸側室を構成し、上記圧側第一室と上記圧側第二室とで圧側室を構成し、上記リザーバ第一室と上記リザーバ第二室とでリザーバを構成するとともに、上記伸側室と上記圧側室とを連通し作動流体が通過する際抵抗を与える第一の減衰流路と、上記圧側室と上記リザーバとを連通し作動流体が通過する際抵抗を与える第二の減衰流路とを備え、上記伸側第二室の断面積が上記中空パイプの断面積よりも大きくなるように設定されていることを特徴とする懸架装置。
IPC (1件):
F16F 9/34
FI (1件):
F16F9/34
Fターム (5件):
3J069AA46 ,  3J069AA66 ,  3J069CC10 ,  3J069CC13 ,  3J069EE05
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • フロントフォーク
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-081452   出願人:カヤバ工業株式会社
  • フロントフォーク
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-328288   出願人:カヤバ工業株式会社

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