特許
J-GLOBAL ID:201303031098743805

繊維強化プラスチック構造物成型方法、VaRTM用強化繊維シート及び繊維強化プラスチック構造物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 倉橋 暎 ,  倉橋 健太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-094280
公開番号(公開出願番号):特開2013-220609
出願日: 2012年04月17日
公開日(公表日): 2013年10月28日
要約:
【課題】VaRTM工法によるFRP構造物の成型に使用した場合において、注入樹脂の流動性を増大させて樹脂含浸性を改善し、成型の生産性を向上させるFRP構造物成型方法、VaRTM用強化繊維シート及びFRP構造物を提供する。【解決手段】繊維強化プラスチック構造物成型方法に使用する強化繊維シートは、(a)強化繊維にマトリクス樹脂が含浸され硬化された略円形断面形状或いは扁平形状とされる連続した繊維強化プラスチック線材を複数本、各線材間に空隙(g)を設けて長手方向にスダレ状に引き揃えて形成されたストランドシートと、(b)連続した強化繊維を複数本、一方向に引き揃えてシート状に形成された樹脂未含浸の一方向強化繊維シートと、を一体化し、ストランドシートの繊維強化プラスチック線材の空隙(g)部に一方向強化繊維の少なくとも一部の強化繊維が入り込んでいる。【選択図】図5
請求項(抜粋):
強化繊維シートを所定形状にて配置し、上型枠或いはフィルムで密閉し、真空にして前記強化繊維シートに樹脂を注入して硬化させ、繊維強化プラスチック構造物を成型するVaRTM工法による繊維強化プラスチック構造物成型方法において、 前記強化繊維シートは、 (a)連続した複数本の強化繊維にマトリクス樹脂が含浸され硬化された略円形断面形状或いは扁平断面形状とされる連続した繊維強化プラスチック線材を複数本、前記各線材間には0〜10mmの空隙(g)を設けて長手方向にスダレ状に引き揃えて形成されたストランドシートと、 (b)連続した強化繊維を複数本、一方向に引き揃えてシート状に形成された樹脂未含浸の一方向強化繊維シートと、 を一体化し、前記ストランドシートの前記繊維強化プラスチック線材の前記空隙(g)部に前記一方向強化繊維シートの少なくとも一部の強化繊維が入り込んでいることを特徴とする繊維強化プラスチック構造物成型方法。
IPC (3件):
B29C 43/18 ,  B29C 43/10 ,  B29C 43/56
FI (3件):
B29C43/18 ,  B29C43/10 ,  B29C43/56
Fターム (11件):
4F204AA36 ,  4F204AD16 ,  4F204AG03 ,  4F204AM28 ,  4F204FA01 ,  4F204FB01 ,  4F204FB11 ,  4F204FF05 ,  4F204FN11 ,  4F204FN15 ,  4F204FN17
引用特許:
審査官引用 (3件)

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