特許
J-GLOBAL ID:201303031133281437

車輪用転がり軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人サンクレスト国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-110571
公開番号(公開出願番号):特開2013-238266
出願日: 2012年05月14日
公開日(公表日): 2013年11月28日
要約:
【課題】振動環境下にて停止状態にある車両の車輪を支持する際においてもフレッティング摩耗を抑制することができる車輪用転がり軸受装置を提供する。【解決手段】本発明の車輪用転がり軸受装置1は、内軸と、外輪と、内輪軌道面と、外輪軌道面との間にグリース潤滑下で転動自在に介在している複数の円錐ころと、を備えている。外輪軌道面の軸線に直交する断面の輪郭Pの形状は、外輪が車両に固定されたときの車両水平方向に沿う外輪軌道面の内径寸法d1が、前記外輪が前記車両に固定されたときの車両鉛直方向に沿う外輪軌道面の内径寸法d2よりも大きく設定されることで、前記車両水平方向に沿うとともに軸中心Oを通過する径方向仮想線D1が前記外輪軌道面と交差する交差部分K1,K2における前記外輪軌道面と円錐ころとの間の接触面圧を、前記輪郭形状が真円の場合よりも低下させうる形状とされている。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
車両に取り付けられて車輪を支持する車輪用転がり軸受であって、 軸方向一端部に前記車輪が取り付けられる内輪部材と、 前記車両に固定されるとともに前記内輪部材の外周側に同心に配置された外輪部材と、 前記内輪部材の外周側に形成された内輪軌道面と、前記外輪部材の内周側に形成された外輪軌道面との間にグリース潤滑下で転動自在に介在している複数の転動体と、を備え、 軸線に直交する断面における前記外輪軌道面の輪郭形状は、 前記外輪が前記車両に固定されたときの車両水平方向に沿う前記外輪軌道面の内径寸法を、前記外輪が前記車両に固定されたときの車両鉛直方向に沿う前記外輪軌道面の内径寸法よりも大きく設定されることで、前記車両水平方向に沿うとともに軸中心を通過する径方向仮想線が前記外輪軌道面と交差する交差部分における前記外輪軌道面と前記転動体との間の接触面圧を、前記輪郭形状が真円の場合よりも低下させうる形状とされていることを特徴とする車輪用転がり軸受。
IPC (5件):
F16C 33/58 ,  F16C 19/18 ,  F16C 19/38 ,  B60B 35/02 ,  B60B 35/18
FI (5件):
F16C33/58 ,  F16C19/18 ,  F16C19/38 ,  B60B35/02 L ,  B60B35/18 A
Fターム (17件):
3J701AA02 ,  3J701AA12 ,  3J701AA32 ,  3J701AA43 ,  3J701AA54 ,  3J701AA62 ,  3J701BA54 ,  3J701BA55 ,  3J701BA69 ,  3J701DA11 ,  3J701EA63 ,  3J701FA35 ,  3J701GA03 ,  3J701XB03 ,  3J701XB12 ,  3J701XB18 ,  3J701XB26

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