特許
J-GLOBAL ID:201303031274048370

アルコール含有物用包装袋

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 内田 亘彦 ,  米澤 明 ,  田中 貞嗣 ,  小山 卓志 ,  森川 聡 ,  南 義明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-259700
公開番号(公開出願番号):特開2013-100132
出願日: 2012年11月28日
公開日(公表日): 2013年05月23日
要約:
【課題】アルコール濃度が50質量%以上の液体、又はその含浸物を包装する包装袋であって、内容物保存性の促進試験として60°Cで一ヶ月間の保存試験にも耐え、且つ保存後、袋の開封時の手切れ性もよく、更に袋に用いる積層体の製造の際の有機溶剤の排出量も低減できるアルコール含有物用包装袋を提供する。【解決手段】アルコール含有物用包装袋を、基材層、接着層、バリヤー層、アンカーコート層(AC層)、ポリオレフィン系樹脂層を順に積層した積層体をヒートシールして形成すると共に、該積層体のAC層は、不飽和カルボン酸又はその無水物0.01〜5質量%含むポリオレフィン共重合樹脂を不揮発性水性化助剤を用いずに数平均粒子径1μm以下に分散した水性分散液をバリヤー層に厚み0.1〜2μmに塗布して形成し、ポリオレフィン系樹脂層はAC層の上に押出しコート法又は押し出しラミネート法で積層して構成する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
アルコール濃度が50質量%以上の液体、または該液体の含浸物を包装する包装袋であって、該包装袋が、少なくとも基材層、接着層、バリヤー層、アンカーコート層、ポリオレフィン系樹脂層をこの順に積層してなる積層体で形成され、 且つ、前記積層体のアンカーコート層は、不飽和カルボン酸またはその無水物を0.01〜5質量%含むポリオレフィン重合樹脂をその数平均粒子径が1μm以下となるように分散した水性分散液であって、且つその水性分散液中には不揮発性水性化助剤を実質的に含まないように形成された水性分散液を、前記バリヤー層面に乾燥時の厚みが0.1〜2μmとなるように塗布、加熱乾燥して形成され、 また、前記ポリオレフィン系樹脂層は、前記アンカーコート層面にポリオレフィン系樹脂を押し出しコートする方法、またはポリオレフィン系樹脂フィルムを同様なポリオレフィン系樹脂を用いて押し出しラミネートする方法で形成されており、また、ポリオレフィン系樹脂層の表面全体に高さが数μmから20μmの凹凸が設けられ、手切れ性が高められていることを特徴とするアルコール含有物用包装袋。
IPC (3件):
B65D 65/40 ,  B65D 30/02 ,  B32B 27/32
FI (3件):
B65D65/40 D ,  B65D30/02 ,  B32B27/32 E
Fターム (38件):
3E064BA17 ,  3E064BA24 ,  3E064BB03 ,  3E064EA18 ,  3E064FA04 ,  3E086AB01 ,  3E086AC07 ,  3E086AD01 ,  3E086BA04 ,  3E086BA13 ,  3E086BA15 ,  3E086BA33 ,  3E086BA44 ,  3E086BB02 ,  3E086BB05 ,  3E086BB51 ,  3E086BB77 ,  3E086BB90 ,  3E086CA12 ,  4F100AB10C ,  4F100AB33C ,  4F100AK03D ,  4F100AK03E ,  4F100AK06E ,  4F100AK42A ,  4F100AK51G ,  4F100AK63 ,  4F100AR00C ,  4F100AT00A ,  4F100BA05 ,  4F100BA07 ,  4F100CB00B ,  4F100DE01D ,  4F100GB16 ,  4F100JD01C ,  4F100JD05 ,  4F100YY00D ,  4F100YY00E
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • ウェットティッシュ包装体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-202921   出願人:凸版印刷株式会社
  • 特許第3699935号
  • 特許第3699935号

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