特許
J-GLOBAL ID:201303032302079304

高純度硫酸ニッケルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-077613
公開番号(公開出願番号):特開2013-203646
出願日: 2012年03月29日
公開日(公表日): 2013年10月07日
要約:
【課題】 Niを含有する溶液からMgを選択的に除去する不純物元素除去方法を用いて高純度の硫酸ニッケルを得る硫酸ニッケルの製造方法を提供する。【解決手段】 Niを含む酸性溶液から硫酸ニッケルを生成する製造工程において、Niを含有する溶液を、(1)から(3)に示す工程の順に処理することを特徴とするもので、(1)Niを含有する溶液に、炭酸化剤を添加し、Niを含有する溶液に含まれるNiを、ニッケル炭酸化物又はニッケル炭酸化物およびニッケル水酸化物からなる混合物の沈殿物とし、その沈殿物と炭酸化後液とからなる炭酸化後スラリーを生成する炭酸化工程。(2)(1)の炭酸化工程で生成した炭酸化後スラリーを、沈殿物と炭酸化後液とに分離する固液分離工程。(3)(2)の固液分離工程を経て、分離した前記炭酸化後液に中和剤を添加して前記炭酸化後液に含有されるNiを、Niの澱物として回収する中和工程。【選択図】図2
請求項(抜粋):
ニッケルを含む酸性溶液から硫酸ニッケルを生成する製造工程において、ニッケルを含有する酸性溶液を、以下の(1)から(3)に示す工程の順に処理することを特徴とする高純度硫酸ニッケルの製造方法。 (1)前記ニッケルを含有する溶液に、炭酸化剤を添加し、前記ニッケルを含有する溶液に含まれるニッケルを、ニッケル炭酸化物、或いはニッケル炭酸化物とニッケル水酸化物からなる混合物の沈殿物とし、前記沈殿物と、炭酸化後液とからなる炭酸化後スラリーを生成する炭酸化工程。 (2)(1)の炭酸化工程で生成した炭酸化後スラリーを、沈殿物のニッケル炭酸化物、或いはニッケル炭酸化物とニッケル水酸化物の混合物と、炭酸化後液とに分離する固液分離工程。 (3)(2)の固液分離工程を経て、分離した前記炭酸化後液に中和剤を添加して前記炭酸化後液に含有されるニッケルを、ニッケル含有澱物として回収する中和工程。
IPC (4件):
C01G 53/10 ,  C22B 23/00 ,  C22B 3/44 ,  C22B 3/26
FI (5件):
C01G53/10 ,  C22B23/00 102 ,  C22B3/00 Q ,  C22B3/00 R ,  C22B3/00 J
Fターム (12件):
4G048AA07 ,  4G048AB02 ,  4G048AC06 ,  4G048AD03 ,  4G048AE05 ,  4K001AA19 ,  4K001BA19 ,  4K001DB03 ,  4K001DB23 ,  4K001DB24 ,  4K001DB30 ,  4K001EA06
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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