特許
J-GLOBAL ID:201303032396120159

電子機器、遊技機及び電子機器の認証方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 瀧野 秀雄 ,  川崎 隆夫 ,  瀧野 文雄 ,  津田 俊明 ,  鳥野 正司 ,  朴 志恩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-015148
公開番号(公開出願番号):特開2013-153835
出願日: 2012年01月27日
公開日(公表日): 2013年08月15日
要約:
【課題】主制御部の処理負担を最小限にして制御コマンドの通信継続性が確認できて、認証に用いる認証情報の解析を困難にすることができ且つ周辺部の処理負荷を軽減する。【解決手段】主制御部は3種類以上の個体識別値をローテートして記憶し、制御コマンド情報のコマンド値と乱数値を演算方式で演算し、該演算結果の記憶順番に対応する個体識別値を抽出し、該個体識別値を付加方式で履歴データに付加して認証情報を生成して後段部に送信する。一方、後段部は制御コマンド情報と認証情報とに基づいて前記記憶順番を確定する。後段部は受信した制御コマンド情報のコマンド値に基づいて主制御部が抽出対象とする記憶順番の個体識別値を特定し、該個体識別値に一致する期待値に基づいて認証情報から認証用履歴データを抽出し、該認証用履歴データと後段側履歴データとを判定した主制御部の認証結果を示す後段認証結果データを生成して周辺部に送信する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
複数種類の制御コマンド情報を送信する主制御部と、前記主制御部によって送信された複数種類の制御コマンド情報に基づいて所定の処理を行う周辺部と、前記主制御部の認証を行う後段部と、を備える電子機器において、 前記主制御部は、 予め定められた順番で並ぶ3種類以上の個体識別値の中から、予め定められたタイミングに先頭の個体識別値を無作為に決定する決定手段と、 前記決定手段が決定した先頭の個体識別値から前記順番の並びの通りに前記3種類以上の個体識別値を記憶する個体識別値記憶手段と、 前記周辺部に送信した前記制御コマンド情報の履歴を示す履歴データを予め定められた履歴生成方式で生成する履歴データ生成手段と、 前記複数種類の制御コマンド情報の各々が有する相異なるコマンド値と乱数値とを予め定められた演算方式で演算する演算手段と、 前記個体識別値記憶手段が記憶している3種類以上の個体識別値の記憶順番の中から、前記演算手段の演算結果に対応する1つの記憶順番を抽出する抽出手段と、 前記抽出した記憶順番の個体識別値を予め定められた付加方式で前記履歴データに付加して認証情報を生成する認証情報生成手段と、 前記認証情報生成手段が生成した認証情報と前記制御コマンド情報を前記周辺部に送信する主制御側送信手段と、を備え、 前記後段部は、 前記主制御部の前記3種類以上の個体識別値の各々に一致する3種類以上の期待値を記憶する期待値記憶手段と、 前記周辺部を介して前記主制御部から前記認証情報と前記制御コマンド情報を受信する後段側受信手段と、 前記周辺部を介して前記主制御部から受信した前記制御コマンド情報の履歴を示す後段側履歴データを前記主制御部と同一の前記履歴生成方式で生成する後段側履歴データ生成手段と、 前記受信した制御コマンド情報のコマンド値に基づいて、前記主制御部が前記3種類以上の個体識別値の記憶順番の中から抽出対象とする記憶順番を特定する特定手段と、 前記3種類以上の期待値の各々を、前記主制御部と同一の前記付加方式で前記受信した認証情報から取り除いて3種類以上の認証用履歴データを抽出する第1抽出手段と、 前記第1抽出手段が抽出した3種類以上の認証用履歴データのうちの前記後段側履歴データと一致した認証用履歴データに対応する前記個体識別値と前記特定した記憶順番とに基づいて、前記主制御部における前記個体識別値の記憶順番を確定する記憶順番確定手段と、 前記記憶順番確定手段が確定した前記記憶順番の中で前記特定した記憶順番に対応する前記個体識別値に一致する前記期待値を、前記主制御部と同一の前記付加方式で前記受信した認証情報から取り除いて認証用履歴データを抽出する第2抽出手段と、 前記第2抽出手段が抽出した認証用履歴データと前記後段側履歴データとが一致するか否かの判定結果に基づいて、前記主制御部の認証結果を示す後段認証結果データを生成する後段認証結果データ生成手段と、 前記生成した後段認証結果データを前記周辺部に送信する後段側送信手段と、を備え、 前記周辺部は、 前記主制御部から受信した前記認証情報と前記制御コマンド情報を前記後段部に転送する転送手段と、 前記後段部から前記後段認証結果データを受信する周辺側受信手段と、 前記受信した後段認証結果データに応じて前記制御コマンド情報に基づいた前記所定の処理を行う処理手段と、を備えることを特徴とする電子機器。
IPC (1件):
A63F 7/02
FI (2件):
A63F7/02 326Z ,  A63F7/02 334
Fターム (6件):
2C088BC30 ,  2C088BC45 ,  2C088BC47 ,  2C088CA08 ,  2C088CA31 ,  2C088EA10
引用特許:
出願人引用 (5件)
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