特許
J-GLOBAL ID:201303033290281478

フィンチューブ熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 鎌田 耕一 ,  古田 昌稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-097128
公開番号(公開出願番号):特開2013-224788
出願日: 2012年04月20日
公開日(公表日): 2013年10月31日
要約:
【課題】フィンチューブ熱交換器の排水性能を改善する。【解決手段】フィンチューブ熱交換器100は、平行に並べられた複数のフィン31と、気体と熱交換する媒体が内部を流れるように構成された伝熱管21とを備えている。フィン31は、複数の貫通孔37h、複数の管周囲部(平坦部35)、1対の第1傾斜部36及び複数の第2傾斜部38を有する。複数の貫通孔37hは、段方向において互いに隣り合う上側貫通孔371h及び下側貫通孔372hを含む。上側貫通孔371hの周囲に形成された第2傾斜部38の外縁38pが、下側貫通孔372hの周囲に形成された第2傾斜部38の外縁38pに重なることによって、段方向において互いに隣り合う第2傾斜部38の接合部34が形成されている。接合部34によって、上流側第1傾斜部36aが下流側第1傾斜部36bから分断されている。【選択図】図2A
請求項(抜粋):
気体の流路を形成するために平行に並べられた複数のフィンと、 前記複数のフィンを貫通しており、前記気体と熱交換する媒体が内部を流れるように構成された伝熱管とを備え、 前記フィンは、前記伝熱管が嵌められた複数の貫通孔と、前記複数の貫通孔の周囲にそれぞれ形成された複数の管周囲部と、起伏を形成するように前記管周囲部に対して傾いている1対の第1傾斜部と、前記複数の管周囲部と前記1対の第1傾斜部とをそれぞれ接続している複数の第2傾斜部とを有し、 前記フィンの長手方向を段方向と定義し、前記フィンの並び方向を高さ方向と定義し、前記段方向及び前記高さ方向の両方に垂直な方向を気流方向と定義したとき、 前記複数の貫通孔は、前記段方向において互いに隣り合う上側貫通孔及び下側貫通孔を含み、 前記1対の第1傾斜部は、前記気流方向の上流側に位置している上流側第1傾斜部と、前記気流方向の下流側に位置している下流側第1傾斜部とを含み、 前記上側貫通孔の周囲に形成された前記第2傾斜部の外縁が、前記下側貫通孔の周囲に形成された前記第2傾斜部の外縁に重なることによって、段方向において互いに隣り合う前記第2傾斜部の接合部が形成され、 前記接合部によって、前記上流側第1傾斜部が前記下流側第1傾斜部から分断されている、フィンチューブ熱交換器。
IPC (1件):
F28F 1/32
FI (2件):
F28F1/32 Y ,  F28F1/32 F

前のページに戻る