特許
J-GLOBAL ID:201303034039510189

電気錠のクラッチ機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柏木 慎史
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-133835
公開番号(公開出願番号):特開2013-209882
出願日: 2013年06月26日
公開日(公表日): 2013年10月10日
要約:
【課題】電気錠のクラッチ機構を得る。【解決手段】施錠装置のサムターン軸に一面側が連結して反対面側にサムターン軸を手動回転させるための摘み部を連結させる円筒状の回転体310をハウジング303の包囲壁314で取り囲んで回転角度範囲を規制し、回転駆動されるクラッチ板308を回転体310の側壁310aの内側に配置し、周方向に間を開けて側壁310aに形成した二個一組のベアリング孔313に嵌め込んだ二個のベアリング312とクラッチ板308の外周面に設けた突部とによってクラッチ板308の回転を回転体310に伝達可能とし、回転体310が移動規制される位置で二個一組のベアリング312のうちの一方を包囲壁314に形成した逃げ部317に逃して突部311から退避させ、この退避位置では回転体310の逆回転がクラッチ板308に伝達されないようにした。【選択図】図6
請求項(抜粋):
扉の側に固定されるハウジングと、 前記ハウジングに設けられた包囲壁に取り囲まれて配置され、前記扉に設けられた施錠装置のサムターン軸に一面側が連結して反対面側が当該サムターン軸を手動回転させるための摘み部に連結され、軸心を中心に回転する円筒状の回転体と、 前記回転体を所定の角度範囲でのみ回転自在に移動規制する移動規制部と、 前記回転体が有する側壁の内側に隙間を開けて配置され、回転駆動力を発生する駆動源に駆動されて回転するクラッチ板と、 前記回転体の軸心を間に挟んで相対面する前記側壁の二箇所に周方向に間を開けて形成された二個一組のベアリング孔と、 前記ベアリング孔のそれぞれに嵌り込み、前記クラッチ板の外周面と前記包囲壁の内周面との間に配置された四個のベアリングと、 二個一組の前記ベアリングの間に位置し、かつ、前記ベアリングを乗り越えない寸法で前記クラッチ板の外周面にそれぞれ設けられ、前記クラッチ板の回転を前記回転体に伝達する二つの突部と、 前記回転体が移動規制される位置に近づくにつれて当該回転体と前記包囲壁との間の隙間を徐々に拡大する形状に前記包囲壁に形成され、前記回転体が移動規制されて停止した位置で二個一組の前記ベアリングのうちの一方のみを退避させて前記突部が当該一方のベアリングを乗り越えるようにする四個の逃げ空間と、 を備えることを特徴とする電気錠のクラッチ機構。
IPC (1件):
E05B 47/00
FI (1件):
E05B47/00 J
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • サムターン装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-240960   出願人:株式会社ユニオン
  • 電気錠
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-019277   出願人:株式会社ユーシン

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