特許
J-GLOBAL ID:201303035229996912

座付きナットの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-136327
公開番号(公開出願番号):特開2013-248666
出願日: 2012年05月30日
公開日(公表日): 2013年12月12日
要約:
【課題】ラッパ状座部を有する座付きナットを多段式圧造成形機により一貫した圧造工程で連続的にかつ高精度に成形できるようにする。【解決手段】円柱状ナット材1Aの両端部に凹部1b,1cを成形すると同時に先端側外周に六角形状部1dを成形してなる一次成形体1Bを形成し、その一次成形体1Bの中心部を打ち抜き加工して、貫通孔1eを有する六角ナット部1fと円筒部1gとからなる二次成形体1Cを形成する。次に、二次成形体1Cの円筒部分がラッパ状に突出するように圧造成形を施して、貫通孔1eを有する六角ナット部1fとその底面から下方へラッパ状に長く突出する座部1hを備えた三次成形体1Dを形成する。最終工程で、三次成形体1Dの成形に際して貫通孔1eの中間部分に残った僅かな余肉部1iを打ち抜き加工して、同一径の貫通孔1eが形成された六角ナット部とラッパ状座部1hを有する座付きナット1を形成するようにした。【選択図】図1
請求項(抜粋):
中心部に貫通孔を有する六角ナット部と、その底面から下方へラッパ状に長く突出する座部を有する座付きナットの製造方法であって、まず、一定寸法の円柱状ナット材における両端部に据え込み加工を行い、次に、ナット材の両端部にそれぞれ凹部を成形すると同時に先端側外周に六角形状部を成形してなる一次成形体を形成し、その後、一次成形体の中心部を打ち抜き加工して、中心部に貫通孔を有する先端側六角ナット部と後端側円筒部とからなる二次成形体を形成し、然る後、二次成形体の後端円筒部分がラッパ状に突出するように圧造成形を施して、中心部に貫通孔を有する六角ナット部とその六角ナット部の底面から下方へラッパ状に長く突出する座部を備えた三次成形体を形成し、さらに、最終仕上げ工程で、三次成形体の成形の際に貫通孔の中間部分に張り出す余肉部を打ち抜き加工して、中心部に同一径の貫通孔が形成された六角ナット部と、その底面から下方へラッパ状に長く突出する座部を有する座付きナットを形成するようにしたことを特徴とする座付きナットの製造方法。
IPC (1件):
B21K 1/70
FI (1件):
B21K1/70 Z
Fターム (2件):
4E087EA37 ,  4E087HA57
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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