特許
J-GLOBAL ID:201303036549759656
二重シェルコアリチウムニッケルマンガンコバルト酸化物
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
萼 経夫
, 宮崎 嘉夫
, 加藤 勉
, 伴 知篤
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-537313
公開番号(公開出願番号):特表2013-510392
出願日: 2010年10月19日
公開日(公表日): 2013年03月21日
要約:
【課題】二重シェルコアリチウムニッケルマンガンコバルト酸化物【解決手段】再充電可能電池の使用に向けたリチウム遷移金属酸化物粉末が開示され、上記粉末の一次粒子の表面は第一内側及び第二外側層で被覆され、該第二外側層はフッ素含有ポリマーを含み、該第一内側層は該フッ素含有ポリマーと該一次粒子表面との反応生成物を含む。この反応生成物の例はLiFであり、リチウムは一次粒子表面を発源とする。また、例として、フッ素含有ポリマーは、PVDF、PVDF-HFP、若しくはPTFEの何れか一つである。リチウム遷移金属酸化物の例は、LiCOdMeO2(ここで、MはMg及びTiの何れか一方若しくは両方でありe<0.02でありd+e=1である)、Li1+aM′i-aO2±bM1kSm(ここで、-0.03<a<0.06でありb<0.02でありM′は遷移金属化合物でありその少なくとも95%はNi、Mn、Co、Mg及びTiの群の中の一つ以上の元素から成りM1はCa、Sr、Y、La、Ce、及びZrの群の中の一つ以上の元素から成り、質量%で0≦k≦0.1であって0≦m≦0.6でありmはmol%で表される)及びLiaNixCOyM′′zO2±eAf(ここで、0.9<a′<1.1、0.5≦x≦0.9、0<y≦0.4、0<z≦0.35、e<0.02、0≦f≦0.05、0.9<(x+y+z+f)<1.1でM′′はAl、Mg、及びTiの群の中の一つ以上の元素から成りAはSとCの何れか一方若しくは両方から成る)の何れか一つである。被覆された粉末を作製するための方法例は、剥き出しのリチウム遷移金属酸化物粉末を準備する工程と、この粉末をフッ素含有ポリマーと混合する工程と、得られた粉末-ポリマー混合物を、該フッ素含有ポリマーの融解温度を少なくとも50°C乃至高くても140°C上回る温度で加熱する工程を含む。【選択図】図12
請求項(抜粋):
再充電可能電池において使用するためのリチウム遷移金属酸化物粉末であって、
前記粉末の一次粒子の表面は第一内側層及び第二外側層で被覆され、
前記第二外側層はフッ素含有ポリマーを含み、
前記第一内側層は前記フッ素含有ポリマーと前記一次粒子の表面との反応生成物から成ることを特徴とする、
リチウム遷移金属酸化物粉末。
IPC (5件):
H01M 4/525
, H01M 4/505
, H01M 4/36
, H01M 4/485
, C01B 13/14
FI (5件):
H01M4/52 102
, H01M4/50 102
, H01M4/36 C
, H01M4/48 102
, C01B13/14 A
Fターム (22件):
4G042DA02
, 4G042DB28
, 4G042DC03
, 5H050AA05
, 5H050AA08
, 5H050AA10
, 5H050CA07
, 5H050CA08
, 5H050CA09
, 5H050DA09
, 5H050EA11
, 5H050EA24
, 5H050FA17
, 5H050FA18
, 5H050GA02
, 5H050GA10
, 5H050GA22
, 5H050HA01
, 5H050HA02
, 5H050HA04
, 5H050HA05
, 5H050HA14
引用特許:
前のページに戻る