特許
J-GLOBAL ID:201303036560115310

ロータリ式バルブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 栗林 三男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-118977
公開番号(公開出願番号):特開2013-245738
出願日: 2012年05月24日
公開日(公表日): 2013年12月09日
要約:
【課題】複数の機能を集約した形状を有するシール部材が用いられ、かつ、このシール部材の周方向の位置ずれを防止できるロータリ式バルブを提供する。【解決手段】ロータリ式バルブは、ロータ1と、ロータ1を収容するロータ収容空間を有するケーシング2とを備える。ロータ1には冷却水の経路となるロータ開口部が設けられている。ロータ収容空間の内周面のロータ1の外周面に対向する位置に、ロータ開口部と連通可能な開口部25aを備える。開口部25aからロータ1に向かって延出するようにシール部材77が設けられている。シール部材77のロータ1に当接する先端当接部80は、シールとして機能するとともにバネとして機能する。シール部材77は、開口部25aに設けられた位置決め部28に係合して位置決めされるとともに、回転止めされる回転止め部85を備える。【選択図】図4
請求項(抜粋):
回転することにより流路を開閉するロータと、ロータを収容するケーシングとを備え、 前記ロータの円筒状の外周面には、流体の経路の一部になるロータ開口部が設けられ、 前記ケーシングには、前記ロータを回転自在に収容するロータ収容空間が設けられ、 前記ケーシングの前記ロータ収容空間の前記ロータに向く内面に前記ロータ開口部と連通した際に流体の経路となるケーシング開口部が設けられ、 前記ケーシング開口部には、前記ロータ開口部を有する前記ロータの外周面に当接するように延出する筒状のシール部材と、前記シール部材の軸回りの角度位置を決める位置決め部が設けられ、 前記筒状のシール部材には、前記ロータ側の先端形状がこのロータの外周面に沿った形状とされる筒状の本体部と、この本体部の前記ロータ側先端部に、前記ロータ外周面に向かって前記本体部と一体に設けられ、前記ロータの外周面に当接する筒状の先端当接部と、前記ケーシング開口部の位置決め部に係合して前記シール部材の軸回りの回転を規制するとともに、前記シール部材の軸回りの角度位置を決める回転止め部とが設けられ、 前記先端当接部は、筒状でかつ前記ロータの外周面に沿った湾曲形状にされ、 かつ、前記先端当接部は、先端側に向かうにつれて内側に狭まり、かつ、折り返されるように湾曲する内側湾曲部および/または先端側に向かうにつれて外側に広がり、かつ、折り返されるように湾曲する外側湾曲部を備え、 前記内側湾曲部および/または前記外側湾曲部が前記ロータの外周面に押し付けられるように前記シール部材が配置されていることを特徴とするロータリ式バルブ。
IPC (3件):
F16K 5/04 ,  F01P 11/00 ,  F01P 3/02
FI (3件):
F16K5/04 A ,  F01P11/00 Z ,  F01P3/02 U
Fターム (9件):
3H054AA02 ,  3H054BB30 ,  3H054CA07 ,  3H054CB22 ,  3H054CB26 ,  3H054CB34 ,  3H054CB35 ,  3H054GG02 ,  3H054GG14

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