特許
J-GLOBAL ID:201303037461111326

モータ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 益田 博文
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-554557
特許番号:特許第5311167号
出願日: 2012年03月19日
要約:
【課題】主回路電源電圧の復帰時に過速度アラームの発生等によりモータが停止するのを防止する。 【解決手段】制御部6は、電圧検出部5により直流電圧が所定電圧を下回ったことが検出された場合に指令トルクTrを所定トルク以下に制限するトルク制限を開始し、直流電圧が所定電圧を上回ったことが検出された場合にトルク制限を解除するトルク制限部17と、トルク制限の解除後にモータ速度Vfbが第1位置指令速度dPr1に一致した場合に、速度指令Vrを第1位置指令速度dPr1に一致させる算出部21及び減算器28と、少なくともトルク制限中に溜まる位置偏差である溜まり位置偏差εbufを算出して保持する保持部22と、第1位置指令速度dPr1の減速開始以後に、保持部22により保持された溜まり位置偏差εbufに対応する第2位置指令Pr2を所定の速度プロファイルで払い出す払出部23と、を有する。
請求項(抜粋):
【請求項1】 交流電源を直流電源に変換するコンバータ部、前記直流電源と並列に接続された平滑コンデンサ、及び、前記直流電源を交流電源に変換しモータを駆動するインバータ部を有する主回路と、 前記主回路の直流電圧を検出する電圧検出部と、 上位コントローラからの第1位置指令とモータ位置との位置偏差に基づき速度指令を生成する位置制御部、及び、前記速度指令とモータ速度との速度偏差に基づきトルク指令を生成する速度制御部を有し、前記トルク指令に基づき前記インバータ部を制御する制御部と、を備え、 前記制御部は、 前記電圧検出部により前記直流電圧が所定電圧を下回ったことが検出された場合に、前記トルク指令による指令トルクを所定トルク以下に制限するトルク制限を開始し、前記直流電圧が前記所定電圧を上回ったことが検出された場合に、前記トルク制限を解除するトルク制限部と、 前記トルク制限の解除後に前記モータ速度が前記第1位置指令の時間微分値である第1位置指令速度に一致した場合に、前記位置偏差から、前記モータ速度に基づく理論位置偏差と前記位置偏差との差分を減算した理論位置偏差を前記位置制御部に入力することにより前記速度指令を前記第1位置指令速度に一致させる速度一致指示部と、を有する ことを特徴とするモータ制御装置。
IPC (1件):
H02P 27/06 ( 200 6.01)
FI (1件):
H02P 7/63 302 H
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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