特許
J-GLOBAL ID:201303037529426959

アーク溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 磯野 道造 ,  多田 悦夫 ,  富田 哲雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-053827
公開番号(公開出願番号):特開2013-184217
出願日: 2012年03月09日
公開日(公表日): 2013年09月19日
要約:
【課題】天地反転作業が不可能であっても効率よく溶接して耐震性及び耐疲労特性が優れた溶接継手を形成することができるアーク溶接方法を提供すること。【解決手段】第1鋼板Aは、第2鋼板Bに対して突合せ方向、または、突合せ方向に直交する直交方向に向けて配置され、第2鋼板Bよりも板厚が大きい。第2鋼板Bは、第1鋼板Aに対して突合せ方向に向けて配置され、開先Dを有する。第1鋼板Aと第2鋼板Bとを溶接する際、開先Dの裏側を第1鋼板A側の端面の直交方向に2パス以上上向溶接し、かつ、第2鋼板B側の裏面を突合せ方向に開先Dを架橋する上向溶接を行うと共に、架橋後1パス以上上向溶接した後、第2鋼板B側の表側を下向溶接で開先Dの充填溶接と余盛溶接とを行う。上向溶接と下向溶接とで形成される溶接金属と第2鋼板Bの母材との母材-溶接金属境界線の角度θが、135度以下になるように溶接される。【選択図】図2
請求項(抜粋):
第1鋼材と第2鋼材とを完全溶込みで継手溶接するアーク溶接方法であって、 前記第1鋼材は、前記第2鋼材に対して突合せ方向、または、前記突合せ方向に直交する直交方向に向けて配置されると共に、前記第2鋼材よりも板厚が大きく形成され、 前記第2鋼材は、前記第1鋼材に対して前記突合せ方向に向けて配置され、開先を有し、 前記第1鋼材と前記第2鋼材とを溶接する際、前記開先の裏側を前記第1鋼材側の端面の直交方向に2パス以上上向溶接し、かつ、前記第2鋼板側の裏面を前記突合せ方向に前記開先を架橋する上向溶接を行うと共に、架橋後1パス以上上向溶接した後、前記第2鋼材側の表側を下向溶接で前記開先の充填溶接と余盛溶接とを行い、 前記上向溶接と前記下向溶接とによって形成される溶接金属と前記第2鋼材の母材との母材-溶接金属境界線の角度が、135度以下になるように溶接することを特徴とするアーク溶接方法。
IPC (5件):
B23K 9/173 ,  B23K 9/00 ,  B23K 9/02 ,  B23K 35/30 ,  B23K 35/368
FI (6件):
B23K9/173 A ,  B23K9/00 501B ,  B23K9/02 S ,  B23K35/30 320F ,  B23K35/368 B ,  B23K9/02 K
Fターム (42件):
4E001BB09 ,  4E001CA02 ,  4E001CC04 ,  4E001DA01 ,  4E001DA04 ,  4E001DB03 ,  4E001DD04 ,  4E001DF02 ,  4E001EA05 ,  4E001EA10 ,  4E081AA14 ,  4E081BA05 ,  4E081BA40 ,  4E081CA10 ,  4E081DA10 ,  4E081DA11 ,  4E081DA18 ,  4E081DA21 ,  4E081DA37 ,  4E081DA40 ,  4E081DA41 ,  4E081FA14 ,  4E081YB06 ,  4E081YX02 ,  4E081YX07 ,  4E081YX17 ,  4E084AA19 ,  4E084AA20 ,  4E084AA26 ,  4E084BA03 ,  4E084BA04 ,  4E084BA05 ,  4E084BA10 ,  4E084BA11 ,  4E084BA18 ,  4E084CA06 ,  4E084DA10 ,  4E084FA02 ,  4E084FA05 ,  4E084GA03 ,  4E084HA04 ,  4E084HA06
引用特許:
審査官引用 (3件)

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