特許
J-GLOBAL ID:201303037563963882
ガラス板用粘着シート
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
後藤 幸久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-286832
公開番号(公開出願番号):特開2013-133464
出願日: 2011年12月27日
公開日(公表日): 2013年07月08日
要約:
【課題】ガラス面に対する使用時には接着力が大きく、ガラス面からの剥離時にはガラスの割れや破損を生じない程度の接着力まで接着力を小さくすることができる粘着シートを提供する。【解決手段】本発明のガラス板用粘着シートは、アクリル系ポリマーを含む粘着剤層を有し、上記粘着剤層におけるアクリル系ポリマーの含有量が上記粘着剤層全量(100重量%)に対して30重量%以上であり、上記アクリル系ポリマーが酸性官能基を実質的に含有せず、上記粘着剤層の溶剤不要分が50%以上であり、特定の測定方法で求められるガラス接着力が12.0N以下であることを特徴とする。【選択図】なし
請求項(抜粋):
アクリル系ポリマーを含む粘着剤層を有し、
前記粘着剤層におけるアクリル系ポリマーの含有量が前記粘着剤層全量(100重量%)に対して30重量%以上であり、
前記アクリル系ポリマーが酸性官能基を実質的に含有せず、
前記粘着剤層の溶剤不要分が50%以上であり、
下記の測定方法で求められるガラス接着力が12.0N以下であることを特徴とするガラス板用粘着シート。
[ガラス接着力の測定方法]
粘着シート(幅26mm、長さ40mm)により、ガラス板A(幅50mm、長さ100mm、厚さ0.7mm)とガラス板B(幅26mm、長さ760mm、厚さ1.0mm)とを、接着部分の大きさが幅26mm、長さ40mmとなり、前記粘着シートの長さ方向とガラス板Aとの長さ方向とガラス板Bの長さ方向が同一方向となり、前記粘着シートの長さ方向の一方の端部A(接着端部A)とガラス板Bの一方の長さ方向の端部とが重なり合うように貼り合わせることにより積層体を得る。前記積層体を、23°C雰囲気下で30分間放置した後、圧力5atm、温度50°C、時間15分の条件でオートクレーブ処理する。次に、オートクレーブ処理後の前記積層体を、温度145°C、時間4分の条件で加熱処理する。次に、加熱処理後の前記積層体を23°Cの雰囲気下で30分間放置してから、前記粘着シートにおける端部Aとは反対側の端部B(接着端部B)より長さ方向に20mm移動した部分であり、且つ、前記粘着シートと接触していない部分であるガラス板Bの部分を、前記積層体のガラス板B側の厚さ方向に引張速度300mm/minで引っ張って、ガラス板Bの引きはがしに要する力(N)を求める。そして、前記引きはがしに要する力をガラス接着力とする。
IPC (5件):
C09J 7/00
, C09J 7/02
, C09J 133/00
, C09J 4/02
, C09J 11/06
FI (5件):
C09J7/00
, C09J7/02 Z
, C09J133/00
, C09J4/02
, C09J11/06
Fターム (28件):
4J004AA01
, 4J004AA10
, 4J004AB01
, 4J004BA02
, 4J004CA04
, 4J004CA06
, 4J004CB03
, 4J004EA05
, 4J004FA08
, 4J040DF041
, 4J040DF051
, 4J040DF101
, 4J040FA082
, 4J040FA102
, 4J040GA01
, 4J040GA07
, 4J040GA17
, 4J040GA22
, 4J040JA09
, 4J040JB09
, 4J040KA05
, 4J040KA12
, 4J040KA13
, 4J040KA37
, 4J040LA06
, 4J040MA05
, 4J040MB05
, 4J040NA18
引用特許:
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