特許
J-GLOBAL ID:201303037713493960
多型検出用プローブ、多型検出方法、薬効判定方法及び多型検出用試薬キット
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
中島 淳
, 加藤 和詳
, 福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-194290
公開番号(公開出願番号):特開2013-081450
出願日: 2012年09月04日
公開日(公表日): 2013年05月09日
要約:
【課題】PIK3CA遺伝子の多型を、高い感度で、簡便に検出することを可能にする多型検出用プローブを提供する。【解決手段】特定の配列を有する蛍光標識オリゴヌクレオチドであるPIK3CA遺伝子の多型を検出するための多型検出用プローブ及び多型検出方法。特定のプローブ及び試料中の一本鎖核酸を接触させて、前記蛍光標識オリゴヌクレオチド及び前記一本鎖核酸をハイブリダイズさせてハイブリッドを得ること、前記ハイブリッドを含む試料の温度を変化させ、前記ハイブリッドを解離させ、前記ハイブリッドの解離に基づく蛍光シグナルの変動を測定すること、前記蛍光シグナルの変動に基づいてハイブリッドの解離温度であるTm値を測定すること、及び前記Tm値に基づいて、前記試料中の一本鎖核酸における、PIK3CA遺伝子の多型の存在を検出することを含む多型検出方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
下記P1〜P11’より選択される少なくとも1種の蛍光標識オリゴヌクレオチドであるPIK3CA遺伝子の多型を検出するための多型検出用プローブ;
(P1)配列番号1〜配列番号3のいずれか1つに示す塩基配列において、226番目〜232番目の塩基を含む塩基長7〜50の塩基配列に対して少なくとも80%以上の同一性を有し、226番目の塩基に対応する塩基がシトシンであり、該シトシンが蛍光色素で標識されているオリゴヌクレオチド、
(P1’)配列番号1〜配列番号3のいずれか1つに示す塩基配列において、226番目〜232番目の塩基を含む塩基長7〜50の塩基配列の相補鎖に対してストリンジェントな条件でハイブリダイズし、226番目の塩基に対応する塩基がシトシンであり、該シトシンが蛍光色素で標識されているオリゴヌクレオチド、
(P2)配列番号4又は配列番号5に示す塩基配列において、139番目〜155番目の塩基を含む塩基長17〜50の塩基配列に対して少なくとも80%以上の同一性を有し、139番目の塩基に対応する塩基がシトシンであり、該シトシンが蛍光色素で標識されているオリゴヌクレオチド、
(P2’)配列番号4又は配列番号5に示す塩基配列において、139番目〜155番目の塩基を含む塩基長17〜50の塩基配列の相補鎖に対してストリンジェントな条件でハイブリダイズし、139番目の塩基に対応する塩基がシトシンであり、該シトシンが蛍光色素で標識されているオリゴヌクレオチド、
(P3)配列番号4又は配列番号5に示す塩基配列において155番目〜165番目の塩基を含む塩基長11〜50の塩基配列に対して少なくとも80%以上の同一性を有し、165番目の塩基に対応する塩基がシトシンであり、該シトシンが蛍光色素で標識されているオリゴヌクレオチド、
(P3’)配列番号4又は配列番号5に示す塩基配列において155番目〜165番目の塩基を含む塩基長11〜50の塩基配列の相補鎖に対してストリンジェントな条件でハイブリダイズし、165番目の塩基に対応する塩基がシトシンであり、該シトシンが蛍光色素で標識されているオリゴヌクレオチド、
(P4)配列番号4又は配列番号5に示す塩基配列において155番目〜167番目の塩基を含む塩基長13〜50の塩基配列に相補的な塩基配列に対して少なくとも80%以上の同一性を有し、167番目の塩基に対応する塩基がシトシンであり、該シトシンが蛍光色素で標識されているオリゴヌクレオチド、
(P4’)配列番号4又は配列番号5に示す塩基配列において155番目〜167番目の塩基を含む塩基長13〜50の塩基配列に相補的な塩基配列の相補鎖に対してストリンジェントな条件でハイブリダイズし、167番目の塩基に対応する塩基がシトシンであり、該シトシンが蛍光色素で標識されているオリゴヌクレオチド、
(P5)配列番号4又は配列番号5に示す塩基配列において155番目〜164番目の塩基を含む塩基長10〜50の塩基配列に相補的な塩基配列に対して少なくとも80%以上の同一性を有し、164番目の塩基に対応する塩基がシトシンであり、該シトシンが蛍光色素で標識されているオリゴヌクレオチド、
(P5’)配列番号4又は配列番号5に示す塩基配列において155番目〜164番目の塩基を含む塩基長10〜50の塩基配列に相補的な塩基配列の相補鎖に対してストリンジェントな条件でハイブリダイズし、164番目の塩基に対応する塩基がシトシンであり、該シトシンが蛍光色素で標識されているオリゴヌクレオチド、
(P6)配列番号4又は配列番号5に示す塩基配列において155番目〜163番目の塩基を含む塩基長9〜50の塩基配列に相補的な塩基配列に対して少なくとも80%以上の同一性を有し、163番目の塩基に対応する塩基がシトシンであり、該シトシンが蛍光色素で標識されているオリゴヌクレオチド、
(P6’)配列番号4又は配列番号5に示す塩基配列において155番目〜163番目の塩基を含む塩基長9〜50の塩基配列に相補的な塩基配列の相補鎖に対してストリンジェントな条件でハイブリダイズし、163番目の塩基に対応する塩基がシトシンであり、該シトシンが蛍光色素で標識されているオリゴヌクレオチド、
(P7)配列番号4又は配列番号5に示す塩基配列において155番目〜161番目の塩基を含む塩基長7〜50の塩基配列に相補的な塩基配列に対して少なくとも80%以上の同一性を有し、161番目の塩基に対応する塩基がシトシンであり、該シトシンが蛍光色素で標識されているオリゴヌクレオチド、
(P7’)配列番号4又は配列番号5に示す塩基配列において155番目〜161番目の塩基を含む塩基長7〜50の塩基配列に相補的な塩基配列の相補鎖に対してストリンジェントな条件でハイブリダイズし、161番目の塩基に対応する塩基がシトシンであり、該シトシンが蛍光色素で標識されているオリゴヌクレオチド、
(P8)配列番号4又は配列番号5に示す塩基配列において155番目〜160番目の塩基を含む塩基長6〜50の塩基配列に相補的な塩基配列に対して少なくとも80%以上の同一性を有し、160番目の塩基に対応する塩基がシトシンであり、該シトシンが蛍光色素で標識されているオリゴヌクレオチド、
(P8’)配列番号4又は配列番号5に示す塩基配列において155番目〜160番目の塩基を含む塩基長6〜50の塩基配列に相補的な塩基配列の相補鎖に対してストリンジェントな条件でハイブリダイズし、160番目の塩基に対応する塩基がシトシンであり、該シトシンが蛍光色素で標識されているオリゴヌクレオチド、
(P9)配列番号4又は配列番号5に示す塩基配列において144番目〜155番目の塩基を含む塩基長12〜50の塩基配列に相補的な塩基配列に対して少なくとも80%以上の同一性を有し、144番目の塩基に対応する塩基がシトシンであり、該シトシンが蛍光色素で標識されているオリゴヌクレオチド、
(P9’)配列番号4又は配列番号5に示す塩基配列において144番目〜155番目の塩基を含む塩基長12〜50の塩基配列に相補的な塩基配列の相補鎖に対してストリンジェントな条件でハイブリダイズし、144番目の塩基に対応する塩基がシトシンであり、該シトシンが蛍光色素で標識されているオリゴヌクレオチド、
(P10)配列番号4又は配列番号5に示す塩基配列において148番目〜155番目の塩基を含む塩基長8〜50の塩基配列に相補的な塩基配列に対して少なくとも80%以上の同一性を有し、148番目の塩基に対応する塩基がシトシンであり、該シトシンが蛍光色素で標識されているオリゴヌクレオチド、
(P10’)配列番号4又は配列番号5に示す塩基配列において148番目〜155番目の塩基を含む塩基長8〜50の塩基配列に相補的な塩基配列の相補鎖に対してストリンジェントな条件でハイブリダイズし、148番目の塩基に対応する塩基がシトシンであり、該シトシンが蛍光色素で標識されているオリゴヌクレオチド、
(P11)配列番号4又は配列番号5に示す塩基配列において151番目〜155番目の塩基を含む塩基長5〜50の塩基配列に相補的な塩基配列に対して少なくとも80%以上の同一性を有し、151番目の塩基に対応する塩基がシトシンであり、該シトシンが蛍光色素で標識されているオリゴヌクレオチド、及び
(P11’)配列番号4又は配列番号5に示す塩基配列において151番目〜155番目の塩基を含む塩基長5〜50の塩基配列に相補的な塩基配列の相補鎖に対してストリンジェントな条件でハイブリダイズし、151番目の塩基に対応する塩基がシトシンであり、該シトシンが蛍光色素で標識されているオリゴヌクレオチド。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (18件):
4B024AA12
, 4B024CA04
, 4B024CA09
, 4B024HA14
, 4B063QA01
, 4B063QA12
, 4B063QA18
, 4B063QA19
, 4B063QQ02
, 4B063QQ27
, 4B063QQ44
, 4B063QR07
, 4B063QR56
, 4B063QR62
, 4B063QR72
, 4B063QS25
, 4B063QS34
, 4B063QX02
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