特許
J-GLOBAL ID:201303037735260650

文字切り出し方法、およびこの方法を用いた文字認識装置およびプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 鈴木 由充 ,  小石川 由紀乃
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-032888
公開番号(公開出願番号):特開2013-171309
出願日: 2012年02月17日
公開日(公表日): 2013年09月02日
要約:
【課題】安定した文字の切り出し処理を高速で行う。【解決手段】濃淡画像中の文字列に沿う方向に対する投影処理を、投影対象位置を変更しながら繰り返し実行した後、生成された投影パターンPから極大値および極小値を抽出し、極大値の変動範囲と極小値の変動範囲との間にこれらの値の変化に応じた傾きを持つ直線Mを設定する。濃淡画像中の文字が背景より暗い場合の投影処理では、文字列を横切る方向に沿うラインにおける最小濃度を投影する。また、直線Mの設定後には、投影パターンP中の直線Mより低い濃度が投影された範囲を切り出し対象範囲として、濃淡画像中の切り出し対象範囲の画像を切り出す。【選択図】図2
請求項(抜粋):
文字列の撮像により生成された濃淡画像から前記文字列内の個々の文字を認識のために切り出す方法であって、 前記濃淡画像中の文字列を横切る方向に沿うラインにおける最大濃度または最小濃度を前記文字列に沿う軸に投影する投影処理を、濃淡画像中の文字が背景より暗い場合には最小濃度を選択し、前記濃淡画像中の文字が背景より高い場合には最大濃度を選択して、投影対象位置を文字列に沿って移動させながら繰り返す第1ステップと、 前記第1ステップにより生成された投影パターンから極大値および極小値を抽出し、極大値の変動範囲と極小値の変動範囲との間にこれらの値の変化に応じた傾きを持つ直線を設定する第2ステップと、 前記第1ステップで最大濃度を投影した場合には前記投影パターン中の直線より高い濃度が投影された範囲を切り出し対象範囲とし、第1ステップで最小濃度を投影した場合には前記投影パターン中の直線より低い濃度が投影された範囲を切り出し対象範囲として、前記濃淡画像中の切り出し対象範囲の画像を切り出す第3ステップとを、 実行することを、特徴とする文字切り出し方法。
IPC (2件):
G06K 9/34 ,  G06K 9/20
FI (2件):
G06K9/34 ,  G06K9/20 340K
Fターム (5件):
5B029AA01 ,  5B029BB02 ,  5B029EE04 ,  5B029EE08 ,  5B029EE11
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 文字読取装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-111652   出願人:株式会社東芝
  • 特開昭58-056079
  • X線フィルム上の文字切り出し方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-132014   出願人:日本電気株式会社
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