特許
J-GLOBAL ID:201303037857832891

転がり軸受の密封装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人岡田国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-005869
公開番号(公開出願番号):特開2013-145018
出願日: 2012年01月16日
公開日(公表日): 2013年07月25日
要約:
【課題】シール部材の環状部にシール体を形成してシール性を高めると共に、シール体の外周面に対する異物の堆積を抑制することができる転がり軸受の密封装置を提供する。【解決手段】内輪部材30と、外輪部材40との間の環状空間Sに転動体50が配設され、環状空間Sの開口部を、シール部材60及びスリンガ70によって密封する。シール部材60は、固定部61と、環状部64と、シールリップ66とを有する。スリンガ70は、固定部71と、環状部72とを有する。スリンガ70の環状部72の内側面に対向するシール部材60の環状部64の外側面には、スリンガ70の環状部72の内側面に向けて環状に突出しかつスリンガ70の環状部72の内側面と協働してラビリンス80を構成するシール体68が形成される。シール体68の外周面には、軸受回転時の遠心力によって異物を径方向外方へ放出する多数のフィン状突起90が周方向に配列される。【選択図】図2
請求項(抜粋):
固定輪としての内輪部材と、回転輪としての外輪部材との間の環状空間に複数の転動体が配設され、前記環状空間の開口部を、シール部材及びスリンガによって密封する転がり軸受の密封装置であって、 前記シール部材は、外径部に前記外輪部材の内周面端部に圧入固定される固定部と、この固定部から前記内輪部材の外周面端部に向けて形成された環状部と、この環状部の内径部から延出され前記内輪部材の外周面端部に摺接するシールリップとを有し、 前記スリンガは、前記シール部材の外側に位置して前記内輪部材の外周面端部に固定される固定部と、この固定部から前記外輪部材の内周面端部に向けて形成された環状部とを有し、 前記スリンガの環状部の内側面に対向する前記シール部材の環状部の外側面には、前記スリンガの環状部の内側面に向けて環状に突出しかつ前記スリンガの環状部の内側面と協働してラビリンスを構成するシール体が形成され、 前記シール体の外周面には、軸受回転時の遠心力によって異物を径方向外方へ放出する多数のフィン状突起が周方向に配列されていることを特徴とする転がり軸受の密封装置。
IPC (3件):
F16C 33/80 ,  F16C 19/08 ,  F16J 15/447
FI (3件):
F16C33/80 ,  F16C19/08 ,  F16J15/447
Fターム (22件):
3J016AA02 ,  3J016BB03 ,  3J016BB05 ,  3J016BB17 ,  3J016CA02 ,  3J016CA06 ,  3J042AA03 ,  3J042AA09 ,  3J042AA12 ,  3J042CA05 ,  3J042CA10 ,  3J042DA09 ,  3J042DA10 ,  3J701AA03 ,  3J701AA32 ,  3J701AA43 ,  3J701AA52 ,  3J701AA62 ,  3J701BA53 ,  3J701BA54 ,  3J701BA56 ,  3J701BA73

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