特許
J-GLOBAL ID:201303037875537066

ウエブロール製造方法およびウエブロール巻き取り方法および内部応力計算方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-046612
公開番号(公開出願番号):特開2013-180879
出願日: 2012年03月02日
公開日(公表日): 2013年09月12日
要約:
【課題】ウエブの幅方向の応力変化も考慮したウエブロール製造方法およびウエブロール巻き取り方法をする。【解決手段】評価用のダミーロールを作製するダミーロール作製工程と、ウエブロールを幅方向複数分割した分割モデルを作成するモデル作成工程と、前記分割モデルごとに、かつ、巻き取り径ごとに、応力を求める計算工程と、不良が発生しうる不良発生応力範囲を求める不良発生応力範囲決定工程と、所定の巻き取り径の範囲の応力が、不良発生応力範囲に含まれなくなるまで、巻き取り条件を変化させて前記計算工程をやり直す応力再計算工程と、前記応力再計算工程において発見した、所定の巻き取り径の範囲の応力が不良発生応力範囲に含まれない巻き取り条件でウエブの巻き取りを行う巻き取り工程と、を備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ウエブを巻き芯に巻き取ったウエブロールを製造するウエブロールの製造方法であって、 前記ウエブロールに用いられるのと同じウエブを用いて、前記巻き芯に前記ウエブを巻き取ることにより評価用のダミーロールを実作製するダミーロール作製工程と、 前記ウエブロールを幅方向に輪切りに複数分割した複数の分割モデルを作成する計算モデル作成工程と、 前記分割モデルごとに、かつ、巻き取り径ごとに、円周方向ヤング率と、半径方向ヤング率と、巻き取り張力プロファイルと、に基づいて、円周方向応力と半径方向応力とのうち少なくともいずれか一方の応力を求める計算工程と、 前記ダミーロール作製工程でダミーロールに発生した不良の不良発生巻き取り径と、前記計算工程で求めた巻き取り径ごとの前記応力と、から前記不良が発生しうる不良発生応力範囲を求める不良発生応力範囲決定工程と、 所定の巻き取り径の範囲の応力が、前記不良発生応力範囲に含まれなくなるまで、巻き取り条件である、巻き取り張力パターン、エアプレス押し付け力パターン、フィルムの幅方向厚み分布、ローレット部分の高さ、オシレートの振幅と周期 のうち少なくとも一つを変化させて前記計算工程をやり直す応力再計算工程と、 前記応力再計算工程において求めた、所定の巻き取り径の範囲の応力が前記不良発生応力範囲に含まれない巻き取り条件でウエブの巻き取りを行う巻き取り工程と、 を備えたウエブロール製造方法。
IPC (3件):
B65H 23/195 ,  B65H 18/08 ,  G01L 1/00
FI (3件):
B65H23/195 ,  B65H18/08 ,  G01L1/00 M
Fターム (11件):
3F055AA05 ,  3F055BA02 ,  3F055BA25 ,  3F055FA17 ,  3F105AA04 ,  3F105AB00 ,  3F105BA03 ,  3F105BA20 ,  3F105CA05 ,  3F105CC00 ,  3F105CC03
引用特許:
出願人引用 (4件)
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