特許
J-GLOBAL ID:201303037891949382

PCBの無害化処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 盛之助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-222509
公開番号(公開出願番号):特開2013-081570
出願日: 2011年10月07日
公開日(公表日): 2013年05月09日
要約:
【課題】PCBの無害化処理を効率よく連続的に行うことができるPCBの無害化処理方法を提供する。【解決手段】固定環状体20と回転円盤10を有する処理チャンバ1内に不活性ガス4を供給しながら、PCB液と灯油が重量比で10:90〜80:20である混合液、およびPCB中の塩素と同当量で平均粒径1μm〜3μmの金属ナトリウムを浮遊分散させている処理液を該チャンバに底部より供給し、該回転円盤を10,000rpm〜18,000rpmで回転させると共に150°C以上250°C以下に昇温する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
処理チャンバの中央に、面内に複数の貫通孔を有する直径が250mm〜350mmの複数枚の回転円盤を、回転軸に取付けて配置すると共に、前記の各回転円盤を上下から挟むように固定環状体を当該チャンバ内周壁面に設けた構成を備える処理チャンバにおける前記回転円盤を固定環状体の間で高速回転させるに当り、 前記処理チャンバ内に不活性ガスを供給すると共に、処理したいPCB液と灯油を重量比で10:90〜80:20の割合で混合し、この混合液にPCB中の塩素と同当量の100°C〜150°Cに加熱した金属ナトリウムを添加し、平均粒径1μm〜3μmの金属ナトリウムを浮遊分散するように混合した処理液を、前記チャンバ内にその底側から供給する一方で、前記回転円盤を10,000rpm〜18,000rpmで回転させておくことにより、 前記固定環状体の平面と回転円盤の平面と穴の作用で当該チャンバ内の気体と供給される前記処理液を乱流化して超音波振動を生起させ、 同時に、前記気体と処理液をすき間に保持している固定環状体と回転円盤の作用でチャンバ内にある処理液を150°C以上250°C以下に昇温させると共に、その処理液に20,000G〜40,000Gの加速度を加え、 当該処理液の分子間結合を切断して分離されたPCBの塩素と前記金属ナトリウムを結合し、これにより生成されるビフェニルと食塩を含む処理された液を前記チャンバ上部の排出部から排出させるようにしたことを特徴とするPCBの無害化処理方法。
IPC (6件):
A62D 3/13 ,  A62D 3/34 ,  A62D 3/40 ,  B01F 7/26 ,  C07B 35/06 ,  C07C 25/18
FI (6件):
A62D3/13 ,  A62D3/34 ,  A62D3/40 ,  B01F7/26 Z ,  C07B35/06 ,  C07C25/18
Fターム (19件):
4G078AA06 ,  4G078AA16 ,  4G078AB11 ,  4G078AB20 ,  4G078BA05 ,  4G078BA09 ,  4G078CA01 ,  4G078CA08 ,  4G078CA12 ,  4G078DA23 ,  4G078EA03 ,  4G078EA10 ,  4H006AA05 ,  4H006AC13 ,  4H006AD18 ,  4H006BC31 ,  4H006BD33 ,  4H006BE21 ,  4H006EA22

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