特許
J-GLOBAL ID:201303038985096983

細胞培養容器の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 平木 祐輔 ,  藤田 節 ,  遠藤 真治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-251971
公開番号(公開出願番号):特開2013-106531
出願日: 2011年11月17日
公開日(公表日): 2013年06月06日
要約:
【課題】温度応答性ポリマーなどの機能性高分子膜を有する機能性基体を、インサート射出成形法により容器部材に接合する際に、機能性高分子膜の機能の低下が生じ難い、細胞培養容器の製造方法を提供すること。【解決手段】本発明の細胞培養容器の製造方法は、基材上に、機能性高分子層を形成する機能性基体作製工程と、作製された機能性基体を、機能性高分子層の表面が前記型の内壁に接し、かつ、基材側の表面が鋳型空間に露出するように配置し、型締めした後、鋳型空間内に溶融状態の樹脂を充填し、固化させることにより、前記容器本体部材又はその部分部材と、前記機能性基体とを接合させる機能性基体接合工程と、前記機能性基体接合工程において接合された機能性基体を洗浄する機能性基体洗浄工程と、を含むことを特徴とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
細胞及び培地を収容するための容器部を備え、 前記容器部は、容器本体部材と、基材上に、所定の機能を備えた表面を有する機能性高分子層が少なくとも形成された機能性基体と、を備え、 前記機能性基体は、前記機能性高分子層の表面が細胞及び培地を収容するための空間側に向くように、容器本体部材に接合されている、細胞培養容器の製造方法であって、 基材上に、放射線照射により重合して機能性高分子を形成し得るモノマーを少なくとも含む溶液を塗布し、塗膜を形成させた後、該塗膜に放射線を照射して、機能性高分子層を形成する機能性基体作製工程と、 前記容器本体部材又はその部分部材を形成するための射出成形型に、前記機能性基体作製工程において作製された機能性基体を、機能性高分子層の表面が前記型の内壁に接し、かつ、基材側の表面が鋳型空間に露出するように配置し、型締めした後、鋳型空間内に溶融状態の樹脂を充填し、固化させることにより、前記容器本体部材又はその部分部材と、前記機能性基体とを接合させる機能性基体接合工程と、 前記機能性基体接合工程において接合された機能性基体を洗浄する機能性基体洗浄工程と、を含むことを特徴とする細胞培養容器の製造方法。
IPC (1件):
C12M 1/00
FI (1件):
C12M1/00 C
Fターム (7件):
4B029AA08 ,  4B029AA21 ,  4B029BB11 ,  4B029CC10 ,  4B029GA01 ,  4B029GA02 ,  4B029GB10
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る