特許
J-GLOBAL ID:201303039579469058

ロータリーバルブ、及び、粉粒体高濃度輸送システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 中島 司朗 ,  小林 国人 ,  川畑 孝二 ,  木村 公一 ,  土田 幸雄 ,  中島 安洋 ,  小林 義周
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-551419
特許番号:特許第5244263号
出願日: 2012年06月25日
要約:
【要約】 粉粒体高濃度輸送システムは粉粒体をコンテナから貯蔵装置へ高濃度輸送する。ロータリーバルブ(103)は粉粒体をコンテナから輸送管(102)へ連続的に供給する。コンプレッサは、ロータリーバルブ(103)におけるローターの壁側(303,304)とケーシング(201)の側板(308,309)との間の空間(312,313)に気体を送り込んで、輸送管(102)からその空間への粉粒体の侵入を阻む。ロータリーバルブの内部は、複数の羽根(211)によって複数の小空間(212)に分かれている。ローターの側壁は、外周面をガスケット(306)の内周面と接触させることによって、前記複数の小空間(212)を前記空間(312,313)から分離している。各小空間(212)において、ガスケット(306)の内周面とローターの側壁の外周面とが接触している領域に隣接する部分は、粉粒体が循環可能であるように切り欠き部(314)が設けられている。
請求項(抜粋):
【請求項1】 コンテナに積載された粉粒体を、前記コンテナから貯蔵装置へ高濃度輸送するシステムにおいて、圧送装置から連続的に供給される高圧気体を前記貯蔵装置まで通す輸送管へ、前記粉粒体を連続的に供給するためのロータリーバルブであり、 実質的に円筒形状の部材であるケーシング、 前記ケーシングの内部に回転可能に設置され、回転しながら前記粉粒体を前記コンテナから受けて、前記輸送管へ連続的に運ぶローター、 前記ローターを前記ケーシングの内部に回転可能に支持する軸受、 前記ケーシングの内面に前記ローターと同軸に設置された円環状の部材であり、内周面を前記ローターの外周面と接触させているガスケット、及び、 前記ケーシングの側板に設けられ、前記ローターと前記軸受との隙間へ外部のコンプレッサから気体を流入させて、前記輸送管から前記隙間への前記粉粒体の侵入を阻むためのパージ孔、 を備え、 前記ローターは、 前記軸受によって回転可能に支持されたシャフト、 前記シャフトから放射状に延びた実質的に板状の部材であり、前記ケーシングの内部の空間を複数の小空間に分けている複数の羽根、及び、 前記シャフトに同軸に固定された実質的に円板状の部材であり、前記シャフトの軸方向における前記複数の羽根の端部に接続され、外周面を前記ガスケットの内周面と接触させることによって、前記複数の小空間を前記ローターと前記軸受との隙間から分離している側壁、 を含み、 前記複数の小空間のそれぞれにおいて、前記ガスケットの内周面と前記ローターの側壁の外周面とが接触している領域に隣接する部分は、前記粉粒体が循環可能である程度に前記シャフトの径方向に拡がっている ことを特徴とするロータリーバルブ。
IPC (3件):
B65G 65/48 ( 200 6.01) ,  B65G 53/48 ( 200 6.01) ,  F16K 3/22 ( 200 6.01)
FI (3件):
B65G 65/48 G ,  B65G 53/48 ,  F16K 3/22 Z
引用特許:
出願人引用 (7件)
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