特許
J-GLOBAL ID:201303040076203873

デバイス制御システム及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 名古屋国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-106901
公開番号(公開出願番号):特開2013-235384
出願日: 2012年05月08日
公開日(公表日): 2013年11月21日
要約:
【課題】カーネルモジュールがデーモンプロセス経由でMMCデバイスを制御するデバイス制御システムにおいて、デーモンプロセスでの処理が完了したか否かをアプリケーションソフトウェア側からでも確実に検知可能とすること。【解決手段】デーモンプロセスは、リクエストキューにリクエストが格納されているか否かを示す情報をフラグに格納し、MMCデバイスに対するコマンド発行前及び応答受信後に、リード・ライトコマンドの発行回数をカウンタに格納する。動作完了確認ツールは、それらのフラグ及びカウンタ値に基づいて、リクエストキューにリクエストが残っておらず(S367:はい)、かつリードコマンドの処理が完了しており(S370:はい)、かつライトコマンドの処理も完了していたら(S375:はい)、正常終了し、それ意外の場合はエラー終了し、この終了時の結果をアプリケーション側へと伝達する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
オペレーティングシステムによって制御されるコンピュータ上のカーネル空間において作動するソフトウェアであり、前記コンピュータ上のユーザ空間において作動するコマンド発行元プロセスから、前記コンピュータに接続されたブロックデバイスに対するデータのリード又はライトを要求するコマンドが発行された場合に、前記コマンド発行元プロセスから前記コマンドが伝達されるとともに、当該コマンドが前記コンピュータに接続されたMMC(Multi Media Card)デバイスに対するデータのリード又はライトを要求するコマンドであった場合には、当該コマンドを所定のキューに格納するブロックデバイスアクセス用カーネルモジュールと、 前記コンピュータ上のカーネル空間において作動するソフトウェアであり、前記ブロックデバイスアクセス用カーネルモジュールによって前記コマンドが前記キューに格納された場合に、当該キューから前記コマンドを取得するデーモンプロセスと、 前記デーモンプロセスと前記デバイスとの間に介在するハードウェア及びソフトウェアによって構成され、前記デーモンプロセスが前記キューから前記コマンドを取得した場合に、当該コマンドを前記デーモンプロセスから前記デバイスへと伝送する通信用インターフェース部と、 前記コンピュータ上のカーネル空間に確保される記憶手段であり、前記キューに前記コマンドが格納されている可能性がある状態及び当該可能性がない状態、いずれの状態であるのかを示す情報が、前記デーモンプロセスによって書き込まれて当該情報を記憶する第一記憶手段と、 前記コンピュータ上のカーネル空間に確保される記憶手段であり、前記デーモンプロセスから前記通信用インターフェース部を介して前記デバイスへの前記コマンドの伝送が完了した際に、その旨を示す情報が前記デーモンプロセスによって書き込まれて当該情報を記憶する第二記憶手段と、 前記第一記憶手段及び前記第二記憶手段に記憶された情報を、前記コンピュータ上のユーザ空間において作動するプロセスから読み取り可能とする情報公開用インターフェース部と を備え、 前記コンピュータ上のユーザ空間において作動するプロセスが、前記情報公開用インターフェース部を介して前記第一記憶手段及び前記第二記憶手段それぞれに記憶された情報を読み取って、それらの情報に基づいて、前記デバイスへの前記コマンドの伝送が完了したか否かを判定可能とされている ことを特徴とするデバイス制御システム。
IPC (3件):
G06F 13/10 ,  G06F 3/08 ,  G06F 9/48
FI (3件):
G06F13/10 330B ,  G06F3/08 H ,  G06F9/46 452J
引用特許:
出願人引用 (3件)

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