特許
J-GLOBAL ID:201303040433003705

希土類元素の分離回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ポレール特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-001066
公開番号(公開出願番号):特開2013-139617
出願日: 2012年01月06日
公開日(公表日): 2013年07月18日
要約:
【課題】複数種の希土類元素を簡便かつ高収率に分離回収が可能な方法を提供する。【解決手段】複数種の希土類元素のハロゲン化物を含む混合物に対して金属Mを所定量で添加する工程と、添加された混合物を大気圧下で加熱することにより複数種の希土類元素の二価ハロゲン化物と金属Mのハロゲン化物とが生成する化学平衡状態に到達させる工程と、化学平衡状態に達した系内を真空排気することにより複数種の内の1種の希土類元素の二価ハロゲン化物から不均化反応により1種の希土類元素の金属と三価ハロゲン化物とを生成させる工程と、系内を真空蒸留することにより混合物を1種の希土類元素の三価ハロゲン化物の蒸留凝集物と残渣とに分離する工程とを有する。金属Mは、化学平衡状態の環境下で、金属Mと金属Mの酸化物と金属Mのハロゲン化物との三相が共存可能な金属であり、所定量は、複数種の希土類元素のハロゲン化物に対する化学当量よりも過剰量である。【選択図】なし
請求項(抜粋):
複数種の希土類元素を分離回収する方法であって、 前記複数種の希土類元素のハロゲン化物を含む混合物に対して金属Mを所定量で添加する工程(工程A)と、 前記金属Mを添加した混合物を大気圧下で加熱することにより前記複数種の希土類元素の二価ハロゲン化物と前記金属Mのハロゲン化物とが生成する化学平衡状態に到達させる工程(工程B)と、 前記化学平衡状態に達した系内を真空排気することにより前記複数種の内の1種の希土類元素の二価ハロゲン化物から不均化反応により前記1種の希土類元素の金属と三価ハロゲン化物とを生成させる工程(工程C)と、 当該系内を真空蒸留することにより前記混合物を前記1種の希土類元素の三価ハロゲン化物の蒸留凝集物と残渣とに分離する工程(工程D)とを有し、 前記金属Mは、前記化学平衡状態の環境下で、金属Mと金属Mの酸化物と金属Mのハロゲン化物との三相が共存可能な金属であり、 前記所定量は、前記複数種の希土類元素のハロゲン化物に対する化学当量よりも過剰量であることを特徴とする希土類元素の分離回収方法。
IPC (5件):
C22B 59/00 ,  C22B 9/02 ,  C22B 9/04 ,  C22B 5/04 ,  C22B 7/00
FI (5件):
C22B59/00 ,  C22B9/02 ,  C22B9/04 ,  C22B5/04 ,  C22B7/00 E
Fターム (21件):
4D004AA50 ,  4D004AC04 ,  4D004BA05 ,  4D004CA04 ,  4D004CA08 ,  4D004CA27 ,  4D004CA34 ,  4D004CA50 ,  4D004CB04 ,  4D004CC01 ,  4D004CC11 ,  4K001AA39 ,  4K001AA40 ,  4K001BA08 ,  4K001BA22 ,  4K001CA01 ,  4K001CA02 ,  4K001DA08 ,  4K001EA01 ,  4K001EA02 ,  4K001EA05
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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