特許
J-GLOBAL ID:201303040975360890

医療用容器およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 向山 正一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-085663
公開番号(公開出願番号):特開2013-215230
出願日: 2012年04月04日
公開日(公表日): 2013年10月24日
要約:
【課題】筒状部材の開口端部に、外縁部および内縁部が確実に熱シールされた熱可塑性樹脂製の薄膜を備え、薄膜のシール不良に起因する液漏れ、薄膜の外縁の破断不良に起因する弾性封止部材の装着不良を生じることない医療用容器を提供する。【解決手段】医療用容器1は、軟質容器本体2と排出ポート3とを備える。排出ポートは、開口端部38を有する筒状部材31と、開口端部を封止する薄膜34と、薄膜が設けられた開口端部に取り付けられた弾性封止部材33とを有する。筒状部材31の開口端部と薄膜は、熱シールにより形成された環状シール部37を有し、環状シール部は、外縁部より内縁に向かって内部方向になだらかに傾斜する環状傾斜融着部37aと、内縁部に形成され、環状傾斜融着部37aとなめらかに連続しかつ内部方向により強く湾曲しながら傾斜する環状湾曲融着部37bとを備える。【選択図】図6
請求項(抜粋):
可撓性材料により形成され、薬剤が収納された容器本体と、前記容器本体に固定された排出ポートとを備える医療用容器であって、 前記排出ポートは、開口端部を有する熱可塑性樹脂製の筒状部材と、前記筒状部材の前記開口端部を封止する熱可塑性樹脂製の薄膜と、前記薄膜が設けられた前記筒状部材の開口端部に取り付けられた薬剤排出用針管の接続が可能な弾性封止部材とを有し、 前記筒状部材の開口端部と前記薄膜は、熱シールにより形成された環状シール部を有し、前記環状シール部は、外縁部より内縁に向かって、前記筒状部材の内部方向になだらかに傾斜する環状傾斜融着部と、内縁部に形成され、前記環状傾斜融着部となめらかに連続しつつ、前記環状傾斜融着部に比べて前記筒状部材の内部方向により強く、湾曲しながら傾斜する環状湾曲融着部とを備え、さらに、前記薄膜の外縁は、前記熱シールによる溶融破断により形成されていることを特徴とする医療用容器。
IPC (1件):
A61J 1/10
FI (1件):
A61J1/00 335C
Fターム (18件):
4C047AA11 ,  4C047BB04 ,  4C047BB05 ,  4C047BB12 ,  4C047BB13 ,  4C047BB17 ,  4C047BB19 ,  4C047BB20 ,  4C047BB21 ,  4C047BB26 ,  4C047BB28 ,  4C047CC04 ,  4C047DD02 ,  4C047DD03 ,  4C047DD08 ,  4C047DD12 ,  4C047FF06 ,  4C047FF08
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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