特許
J-GLOBAL ID:201303041095642418

手持ち式エンジン作業機の燃料調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 一豊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-076440
公開番号(公開出願番号):特開2013-204552
出願日: 2012年03月29日
公開日(公表日): 2013年10月07日
要約:
【課題】 本発明は、エンジン始動後の実作業を行う前に、ソレノイドバルブの開度を自動的に調整して、適正な空燃比とすることにより、急激な負荷の変動にも時間遅れなく対応して、良好で安定した運転を得ることを目的とするものである。【解決手段】 エンジン7の始動後に、スロットルバルブ4を一定開度開いたエンジン7の作業回転速度範囲において、一定の負荷をかけた燃料流量調整回転速度範囲に入ったときに、目標回転速度に対して検知回転速度をフィードバックして、気化器1のソレノイドバルブ3の開度の制御により燃料流量を調整して検知回転速度を制御し、目標回転速度となるようにバルブ開度を決定する。このバルブ開度で運転することでエンジン7における燃料の燃焼状態を最良な状態とする。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
手持ち式エンジン作業機に取り付けられるエンジン(7)と気化器(1)の組合わせ物において、前記気化器(1)の燃料通路には、前記エンジン(7)の作業回転速度範囲内で燃料流量を制御するソレノイドバルブ(3)を設け、前記エンジン(7)には、該エンジン(7)の回転速度検知と、前記ソレノイドバルブ(3)の駆動を行う制御装置(8)を設け、前記エンジン(7)の始動後、実作業を行う前に、環境によってばらついた燃料流量をソレノイドバルブ(3)の開度を変えることにより調整する燃料流量調整工程を行ない、該燃料流量調整工程においては、一定負荷、一定スロットル開度で運転した際に、現在の回転速度である検知回転速度が、前記作業回転速度範囲内の燃料流量調整用に設定された燃料流量調整回転速度範囲内に入ったときに、その状態において期待する空燃比となる回転速度として予め定められている目標回転速度となるように前記検知回転速度をフィードバックしてソレノイドバルブ(3)の開度を調整し、一定回転回数の間、または一定時間の間、前記検知回転速度が予め燃料流量調整回転速度範囲内に定められている燃料流量調整完了速度範囲にとどまったときに、前記ソレノイドバルブ(3)の開度を調整完了開度として決定し、該燃料流量調整工程を完了したうえで、得られた調整完了開度で実作業を行うことを特徴とした手持式エンジン作業機の燃料調整方法。
IPC (2件):
F02M 7/20 ,  F02B 63/02
FI (2件):
F02M7/20 D ,  F02B63/02
Fターム (5件):
3G061CA01 ,  3G061CA12 ,  3G061CA17 ,  3G061DA02 ,  3G061FA02
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • キャブレターの制御方法および装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-030677   出願人:アクティエボラゲットエレクトロルクス
  • 内燃エンジンの作動方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-151831   出願人:アンドレアスシュティールアクチエンゲゼルシャフトウントコンパニーコマンディートゲゼルシャフト
  • 気化器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-151879   出願人:ザマ・ジャパン株式会社
全件表示

前のページに戻る