特許
J-GLOBAL ID:201303041386219539

ウインチ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中前 富士男 ,  清井 洋平 ,  来田 義弘 ,  今中 崇之
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-123333
特許番号:特許第5181071号
出願日: 2012年05月30日
要約:
【課題】グリスが甲板上に落ちるのを抑制するウインチ装置を提供する。 【解決手段】モータ11の作動によって回転する軸材18と、軸材18に回転自在に取り付けられたドラム12と、一側がドラム12に固定され、他側に第1の爪機構36を有するドラム側クラッチ14と、一側に第1の爪機構36に噛合する第2の爪機構29を有し、軸材18に取り付けられて軸材18と一体的に回転する可動クラッチ13とを備え、第1、第2の爪機構36、29を噛み合わせてモータ11の駆動力をドラム12に伝えるウインチ機構10において、第1、第2の爪機構36、29を覆うカバー体39と、可動クラッチ13の他側で可動クラッチ13と軸材18間の隙間を塞ぐシール材30とが設けられ、カバー体39及びシール材30によって、可動クラッチ13と軸材18間の隙間とカバー体39の内側とにある液状潤滑剤が外に漏れるのを抑制する。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】モータの作動によって回転する軸材と、前記軸材に回転自在に取り付けられたドラムと、一側が前記ドラムに固定され、他側に第1の爪機構を有するドラム側クラッチと、一側に前記第1の爪機構に噛合する第2の爪機構を有し、前記軸材の多角形部に取り付けられて該軸材と一体的に回転する可動クラッチとを備え、前記第1、第2の爪機構を噛み合わせて前記モータの駆動力を前記ドラムに伝えるウインチ装置において、 前記第1、第2の爪機構を覆うカバー体と、前記可動クラッチの他側で該可動クラッチと前記軸材間の隙間を塞ぐシール材とが設けられ、しかも前記可動クラッチには、前記多角形部が嵌入する角形貫通孔に外周から達するグリスの供給孔が設けられていると共に、該供給孔にはグリスニップルが取付けられ、 前記カバー体及び前記シール材によって、前記可動クラッチと前記軸材間の隙間と前記カバー体の内側とにある前記グリスが外に漏れるのを抑制し、更に、前記ドラムには胴内空間部が形成され、前記カバー体の内側の空間と該胴内空間部は、前記カバー体内に溜まった前記グリスが流入可能な貫通孔によって連結されていることを特徴とするウインチ装置。
IPC (2件):
B66D 1/28 ( 200 6.01) ,  B66D 1/14 ( 200 6.01)
FI (2件):
B66D 1/28 C ,  B66D 1/14 Z
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (3件)
  • タグボート用ウインチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-091690   出願人:オーエスシステム株式会社
  • エレベータ用巻上機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-356784   出願人:三菱電機株式会社
  • 特開昭61-037691

前のページに戻る