特許
J-GLOBAL ID:201303041606548563
ペルチェ素子の制御装置
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
恩田 博宣
, 恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-030748
公開番号(公開出願番号):特開2013-168011
出願日: 2012年02月15日
公開日(公表日): 2013年08月29日
要約:
【課題】ペルチェ素子の劣化後も効率良くペルチェ素子を使用する。【解決手段】温度制御装置11は、ペルチェ素子12の吸熱量Qc及び放熱量Qhの少なくとも一方を算出する熱量算出手段(CPU16)と、ペルチェ素子の熱伝達率K及び抵抗Rを演算する演算手段(CPU16)と、ペルチェ素子に供給する電流量を制御するペルチェ素子駆動部14とを備える。Qc=-I2×R/2+S×Tc×I-K(Th-Tc)、Qh=I2×R/2+S×Th×I-K(Th-Tc)、但し、I:電流、R:ペルチェ素子の抵抗、S:ゼーベック係数、Tc:ペルチェ素子の吸熱側温度、Th:ペルチェ素子の放熱側温度、K:ペルチェ素子の熱伝達率である。熱量算出手段は、演算手段により演算された熱伝達率K及び抵抗Rを用いて吸熱量Qc及び放熱量Qhの少なくとも一方を算出し、算出された吸熱量Qc又は放熱量Qhに基づいてペルチェ素子の効率が最大となる電流量を算出可能である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ペルチェ素子を用いて温度制御を行う温度制御装置のペルチェ素子の制御装置であって、
次式に基づいて前記ペルチェ素子の吸熱量Qc及び放熱量Qhの少なくとも一方を算出する熱量算出手段と、
Qc=-I2×R/2+S×Tc ×I-K(Th -Tc )
Qh=I2×R/2+S×Th ×I-K(Th -Tc )
但し、I:電流、R:ペルチェ素子の抵抗、S:ゼーベック係数、Tc :ペルチェ素子の吸熱側温度、Th :ペルチェ素子の放熱側温度、K:ペルチェ素子の熱伝達率
前記ペルチェ素子の熱伝達率K及び前記ペルチェ素子の抵抗Rを演算する演算手段と、
前記ペルチェ素子に供給する電流量を制御するペルチェ素子駆動部と
を備え、
前記熱量算出手段は、前記演算手段により演算された前記ペルチェ素子の熱伝達率K及び前記ペルチェ素子の抵抗Rを用いて前記吸熱量Qc及び前記放熱量Qhの少なくとも一方を算出し、該算出された前記吸熱量Qc又は前記放熱量Qhに基づいて前記ペルチェ素子の効率が最大となる電流量を算出可能であることを特徴とするペルチェ素子の制御装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (15件):
5H031AA09
, 5H031KK03
, 5H323AA06
, 5H323BB17
, 5H323CA09
, 5H323CB12
, 5H323DA03
, 5H323DB01
, 5H323FF03
, 5H323HH02
, 5H323JJ03
, 5H323JJ04
, 5H323KK05
, 5H323MM06
, 5H323NN03
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