特許
J-GLOBAL ID:201303042032916930
建築開口部の塞ぎ板の取付構造
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
涌井 謙一
, 鈴木 正次
, 山本 典弘
, 鈴木 一永
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-236193
公開番号(公開出願番号):特開2013-092020
出願日: 2011年10月27日
公開日(公表日): 2013年05月16日
要約:
【課題】火災時に開口部の20分耐火性能を確保する。【解決手段】珪酸ナトリウムに粉末カオリンなどの熱硬化性粘土質材料を、1:1の割合で混練・混合して、成形乾燥して無機膨張硬化材30とする。サッシ枠1で、内側に向けて開口した凹溝7の底面10に、無機膨張硬化材30を固定する。サッシ枠1の凹溝7内に、ガラス板20の外周縁22をはめ、隙間にグレージング材25、25を充填し、塞ぎ板の取付構造40とする。通常時には、グレージング材25により水密が保たれる(a)。火災時には、グレージング材25が溶けはじめ、無機膨張硬化材30Aが体積膨張をはじめ(b)、引き続く加熱によりグレージング材25が消失し、無機膨張硬化材30Bがさらに膨張して焼結硬化し、サッシ枠1とガラス板20との空洞15を埋め、ガラス板20がサッシ枠1からの脱落することを防止する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
建築物の開口部を形成する開口枠の内四周に凹溝を形成して、前記内四周内に、塞ぎ板の外四周を緩く挿入して、前記塞ぎ板の表面と前記凹溝との間に、グレージング材を挟んで前記塞ぎ板を保持した構造において、以下のように構成したことを特徴とする建築開口部の塞ぎ板の取付構造。
(1) 前記開口枠は、1辺に相当する枠部材を矩形に組み立てて構成する。
(2) 前記凹溝の底と前記塞ぎ板の外周縁との間に空洞を形成する。
(2) 前記空洞の一部又は全部に、無機膨張硬化材を配置した。
(3) 前記無機膨張硬化材は、火災の熱により、膨張してその後に焼結して、前記塞ぎ板の一部と前記凹溝の一部とに密着できる構成とした。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (6件):
2E016AA01
, 2E016BA09
, 2E016CA01
, 2E016CB01
, 2E016CC01
, 2E016DA06
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