特許
J-GLOBAL ID:201303042608159730

帯状迷彩柄織物、帯状迷彩柄織物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 福田 賢三 ,  福田 伸一 ,  加藤 恭介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-263332
公開番号(公開出願番号):特開2013-112921
出願日: 2011年12月01日
公開日(公表日): 2013年06月10日
要約:
【課題】ジャガード織により目視及び赤外線による偵察機器に対して良好な偽装性能を有し、耐久性にも優れた擬装ベルトを提供する。【解決手段】赤外線吸収剤と赤外線反射剤、及び各色に必要な着色マスターチップを混合したポリマーで溶融紡糸したライトグリーン糸、ダークグリーン糸、ブラウン糸及びブラック糸の4種の有色糸を、ジャガード織機で4層にかつ迷彩柄を有する帯状に製織するに際し、組み合わせ上の24パターンから、ライトグリーン糸の層にブラック糸の層が接する11パターンと、表面層がブラウン糸で、直下にライトグリーン糸の層が接する4パターンを除き、第1層に現れる図柄と第4層に現れる図柄とを部分的に相違させて、かつ、第1層及び第4層に各色のマンセル表色系におけるHVC特性及び各色の各波長域における反射率を所定値の範囲に収まるように織って擬装ベルトを製造する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ライトグリーン糸、ダークグリーン糸、ブラウン糸及びブラック糸の4種の有色糸が、ジャガード織機で4層に、かつ迷彩柄を有する帯状に製織されて構成され、 前記4層のうち表面層となる第1層及び第4層に、 前記ライトグリーン糸の色が、マンセル表色系において色相(H)が1.0GY±1.2、明度(V)が4.5±0.3、彩度(C)が3.0±0.4で表色され、光の波長域600〜679nmに対して5〜20%、同680〜699nmに対して10〜25%、同700〜719nmに対して20〜35%、同720〜739nmに対して25〜45%、同740〜759nmに対して30〜55%、同760nmに対して35〜65%、及び、同1000〜1200nmに対して45〜65%の反射率で現れ、 前記ダークグリーン糸の色が、マンセル表色系においてHが5.0GY±1.2、Vが3.6±0.3、Cが3.0±0.4で表色され、光の波長域600〜679nmに対して5〜20%、同680〜699nmに対して5〜25%、同700〜719nmに対して5〜30%、同720〜739nmに対して5〜35%、同740〜759nmに対して8〜45%、同760nmに対して10〜60%、及び、同1000〜1200nmに対して40〜60%の反射率で現れ、 前記ブラウン糸の色が、マンセル表色系においてHが8.2YR±1.2、Vが3.0±0.3、Cが2.0±0.4で表色され、光の波長域600〜760nmに対して20%以下、及び、同1000〜1200nmに対して20〜40%の反射率で現れ、 前記ブラック糸の色が、マンセル表色系においてHが制限無く、Vが最大2.5、Cが最大0.5で表色され、光の波長域600〜760nmに対して10%以下、及び、同1000〜1200nmに対して20%以下の反射率で現れている、 ことを特徴とする帯状迷彩柄織物。
IPC (1件):
D03D 15/00
FI (2件):
D03D15/00 102Z ,  D03D15/00 D
Fターム (6件):
4L048AC07 ,  4L048BA01 ,  4L048BA02 ,  4L048BA05 ,  4L048CA00 ,  4L048DA01
引用特許:
審査官引用 (7件)
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