特許
J-GLOBAL ID:201303044070642900

スクロール式流体機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 博宣 ,  恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-009318
公開番号(公開出願番号):特開2013-148020
出願日: 2012年01月19日
公開日(公表日): 2013年08月01日
要約:
【課題】可動スクロール部材を固定スクロール部材に向けて付勢しながらも、弾性体から可動スクロール部材に加わる荷重を低減することができるスクロール式流体機械を提供すること。【解決手段】電動コンプレッサにおいて、可動スクロール部材45の背面65aと弾性体71との間に背圧室75が区画されている。区画壁32には、弾性体71のシール部72aよりも内側に圧接する円環状のシール部材67が装着されている。区画壁32と弾性体71との間の隙間のうちシール部材67より外周側の外側領域S2が背圧室75よりも低圧な吸入室51に連通している。【選択図】図2
請求項(抜粋):
ハウジング内に固定された固定側基板、及び該固定側基板に一体の固定側渦巻壁からなる固定スクロール部材と、 前記固定側渦巻壁に噛み合わされる可動側渦巻壁、及び該可動側渦巻壁に一体の可動側基板からなる可動スクロール部材と、を備え、 前記可動スクロール部材の公転運動により両渦巻壁間に形成された作用室の容積が変更され、 前記ハウジング内に、該ハウジング内を前記固定スクロール部材及び前記可動スクロール部材が収容されるスクロール収容室に区画する区画壁が設けられるとともに、前記区画壁と、該区画壁に対向する前記固定スクロール部材の端面との間には、環状でかつ平板状をなす弾性体の外周部がシール部で挟持されるとともに、該弾性体には前記可動側基板の背面側に設けられた環状の接触部が摺接し、 前記可動スクロール部材の背面と前記弾性体との間に背圧室が区画されているスクロール式流体機械であって、 前記区画壁には、前記弾性体の前記シール部よりも内側に圧接する環状のシール部材が装着されるとともに、前記区画壁と前記弾性体との間の隙間のうち前記シール部材より外周側が前記背圧室よりも低圧な低圧領域に連通し、前記シール部材より内周側が前記背圧室に連通していることを特徴とするスクロール式流体機械。
IPC (1件):
F04C 18/02
FI (1件):
F04C18/02 311J
Fターム (6件):
3H039AA02 ,  3H039BB04 ,  3H039BB28 ,  3H039CC21 ,  3H039CC24 ,  3H039CC31

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