特許
J-GLOBAL ID:201303044102988111

近距離の2地球局を使用した時間遅延ダイバーティ・サテライトダイバーティ(TDD/Sat-D)方式

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-005711
公開番号(公開出願番号):特開2013-145988
出願日: 2012年01月14日
公開日(公表日): 2013年07月25日
要約:
【課題】Ku、Ka帯を使用する固定衛星業務で、2衛星信号を用いて降雨による回線断を回避するSat-D方式において、十分なダイバーシティ効果が得る。【解決手段】約3〜5km離れた地点の2地球局を使用し、一方の地球局の降雨減衰が大となった時に他の地球局に切り替えるダイバーシティモードを使用し回線稼働率を向上する。さらに、降雨減衰が増加して,回線断となったときには、TDD/Sat-D方式に移行し、2個の衛星上で、遅延した信号を送信する中継器を作動させ遅延量(t1-t2)だけ遅延させて送信し、これを地球局の遅延回路を経由して受信し、最強の信号強度信号を復調し回線稼働率劣化を改善する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
降雨減衰の大きな周波数帯を使用する衛星通信方式において、第一、第二の衛星41,42からの同じ情報を含んだ信号を受信するために、同一場所ではなく、約3〜5km離れた地点に配置した地球局46,47を使用するように構成し、 降雨減衰45が地球局46の回線上で発生し、地球局46のレベル判定回路38での信号レベルが回線断に近い状態に達したことが検出された時に、他の一方の地球局47のレベル判定回路49での信号レベルを、比較回路50で比較し、レベル判定回路51でその信号レベルが回線断に近いことを判定し、切り替え制御回路52により切り替え器53を制御し、信号レベルの強い地球局47での信号を受信し、受信機54で復調するように構成することで通信を維持し、 時間が経過して、降雨減衰45が移動して、地球局47のレベル判定回路49での信号レベルが回線断に近い状態に達したことが検出されたとときに、上と同様の制御を行い、信号レベルの強い回線の信号を受信するように構成することを特徴とする近距離の2地球局を使用したTDD/Sat-D方式、
IPC (2件):
H04B 7/08 ,  H04B 7/155
FI (2件):
H04B7/08 C ,  H04B7/155
Fターム (10件):
5K072AA22 ,  5K072BB22 ,  5K072DD02 ,  5K072DD16 ,  5K072EE33 ,  5K072GG26 ,  5K159CC03 ,  5K159CC06 ,  5K159CC07 ,  5K159DD02

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