特許
J-GLOBAL ID:201303044238773739

レーダイメージング装置、イメージング方法及びそのプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 新居 広守
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2011003657
公開番号(公開出願番号):WO2012-020530
出願日: 2011年06月27日
公開日(公表日): 2012年02月16日
要約:
レーダイメージング装置からの距離が異なるN個のレンジゲートを走査する走査期間内に、送信符号(M1)でレンジゲートに対応するN個の遅延符号(M2)を発生する走査処理を、M走査期間繰り返す遅延符号発生部(103b)と、レンジゲート及び走査期間に対応づけてベースバンド信号(Rij)を記憶する信号記憶部(181a及び181b)と、1つの走査期間に対応するN個の検波信号(R1j〜RNj)を信号記憶部(181a及び181b)にM走査期間繰り返し書き込み、互いに異なる走査期間に対応するM個の検波信号(Ri1〜RiM)の組を読み出すメモリ制御部(185)と、レンジゲートが同一の検波信号(Ri1〜RiM)を周波数分析するドップラ周波数弁別部(182a及び182b)と、ターゲットの方向を推定する到来方向計算部(183)とを備える。
請求項(抜粋):
レーダイメージング装置であって、 送信拡散符号を用いて搬送波を拡散することで送信信号を生成する送信部と、 前記送信信号を放射波として放射する送信アンテナと、 前記放射波が物体により反射された反射波を受信する複数の受信アンテナと、 前記レーダイメージング装置からの距離が異なるN(Nは2以上の整数)個の探索レンジを走査するための走査期間内に、前記送信拡散符号と同一の符号であって前記距離に対応するN個の遅延符号を順次発生する走査処理を、M(Mは2以上の整数)走査期間にわたって繰り返す遅延符号発生部と、 前記複数の受信アンテナにそれぞれ対応し、各々が、前記N個の遅延符号を順次用いて対応する受信アンテナで受信された反射波を逆拡散する複数の逆拡散部と、 前記複数の逆拡散部にそれぞれ対応し、各々が、前記搬送波を用いて対応する逆拡散部で逆拡散された反射波を直交検波することにより、対応する受信アンテナで受信された反射波に応じた検波信号Rij(iは1からNの整数、jは1からMの整数)を生成する複数の検波部と、 前記遅延符号発生部における遅延時間及び走査期間に対応づけて、前記複数の検波部のそれぞれで生成された検波信号Rijを記憶する記憶部と、 前記遅延符号発生部における前記N個の遅延符号に対応する互いに異なる前記距離及び1つの走査期間に対応するN個の前記検波信号R1j〜RNjを前記記憶部に前記M走査期間繰り返し書き込み、前記距離が同一かつ互いに異なる走査期間に対応するM個の検波信号Ri1〜RiMの組を前記記憶部から順次読み出す記憶制御部と、 前記記憶制御部により読み出された前記距離が同一のM個の検波信号Ri1〜RiMを周波数分析することによって、各探索レンジにおける前記反射波と前記搬送波との差分の周波数成分であるドップラ周波数成分と、当該ドップラ周波数成分に対応する位相及び強度を、前記複数の検波部のそれぞれに対応して検出するドップラ周波数検出部と、 検出された前記複数の検波部のそれぞれに対応する位相から前記複数の検波部間の位相差を算出し、算出した位相差から各探索レンジにおける前記反射波の到来方向を検出することにより前記物体の方向を推定する方向推定部とを備える レーダイメージング装置。
IPC (3件):
G01S 13/89 ,  G01S 13/28 ,  G01S 13/50
FI (3件):
G01S13/89 ,  G01S13/28 B ,  G01S13/50 Z
Fターム (18件):
5J070AB10 ,  5J070AB20 ,  5J070AB24 ,  5J070AC02 ,  5J070AC06 ,  5J070AC13 ,  5J070AD02 ,  5J070AD06 ,  5J070AF03 ,  5J070AF05 ,  5J070AF06 ,  5J070AH31 ,  5J070AH35 ,  5J070AH39 ,  5J070AK22 ,  5J070AK31 ,  5J070BA01 ,  5J070BE01

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