特許
J-GLOBAL ID:201303044507880601

計算機システム及びデータ管理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 藤井 正弘 ,  後藤 政喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-122037
公開番号(公開出願番号):特開2013-246773
出願日: 2012年05月29日
公開日(公表日): 2013年12月09日
要約:
【課題】データストアのI/O単位に依存しない静的制御処理と、アクセス頻度に応じた動的制御処理とを組み合わせて、アクセス頻度の変化への柔軟性を持った階層的な記憶領域の制御を実現する。【解決手段】計算機によって提供される複数の記憶領域を用いて構成されたデータストアを用いてサービスを提供する計算機システムであって、データストアには、サービスに用いられる業務データが格納され、計算機システムは、業務データの配置を管理する制御部を備え、制御部は、サービスの提供中に、業務データを構成する要素データごとのアクセス頻度の変化からパラメータを算出し、各要素データのアクセス頻度の予測を示すポテンシャル値を算出し、ポテンシャル値に基づいて、移動させる第1の要素データを選択し、格納する記憶領域を決定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
少なくとも一つ以上の計算機を含み、前記計算機によって提供される複数の記憶領域から構成されたデータストアを用いてサービスを提供する計算機システムであって、 前記計算機は、プロセッサ、及び前記プロセッサに接続される複数の記憶媒体を有し、 前記データストアには、サービスに用いられる業務データが格納され、 前記計算機システムは、 前記業務データごとのアクセス特性に基づいて決定され、前記データストアを構成する記憶領域の中から、初期の前記業務データの配置先を決定するための第1のポテンシャルを格納する静的制御情報と、 前記業務データを構成する要素データごとに、前記要素データへのアクセス頻度に対応して変化するパラメータを格納する動的制御情報と、 前記業務データを格納する前記記憶領域を決定するための階層設定情報と、 を保持し、 前記データストアを構成する前記記憶領域に格納された、前記業務データを管理するデータストア管理部と、 前記静的制御情報及び前記動的制御情報を用いて、前記データストアを構成する記憶領域に格納される前記業務データの配置を管理する制御部と、 を備え、 前記制御部は、 前記サービスの提供中に、前記データストア管理部から前記業務データへのアクセスを検知した場合、当該業務データを構成する前記要素データごとのアクセス頻度の変化から前記パラメータを算出し、 前記各要素データの第1のポテンシャル値及び前記算出されたパラメータを用いて、前記各要素データのアクセス頻度の予測を示す第2のポテンシャル値を算出し、 前記第2のポテンシャル値に基づいて、移動させる第1の要素データを選択し、 前記階層設定情報、及び、前記第1の要素データの前記第2のポテンシャル値に基づいて、前記第1の要素データを格納する前記記憶領域を決定することを特徴とする計算機システム。
IPC (1件):
G06F 12/00
FI (1件):
G06F12/00 501B

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