特許
J-GLOBAL ID:201303044916033880

元素の分離回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-093897
公開番号(公開出願番号):特開2013-221182
出願日: 2012年04月17日
公開日(公表日): 2013年10月28日
要約:
【課題】有価金属などの元素の選択性や回収効率を大幅に向上させることができるとともに、元素の回収に用いた物質を再利用することができ、元素として金属を分離回収する場合においてもキレート試薬を用いる必要がなくなること。【解決手段】 ターゲット物質のレアアースREを含有する溶液2を入れた容器1に、ゾニールFSAおよびTHFを添加する。続いて、pHバッファによって溶液2をpH6.5未満のpH4程度にして相分離を生じさせ、凝集した液相にレアアースREを抽出させる。凝集した液相10に水酸化ナトリウム水溶液を混合させてpHを上昇させ、レアアースREの水酸化物12を析出させる。レアアースの水酸化物12が析出した水溶液11をろ過して、レアアースREの水酸化物12を回収する。溶液の残部のゾニールFSAおよびTHFは、pHを調整した後、再利用する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
元素を含む溶液に、テトラヒドロフランおよびリチウム3-[(1H,1H,2H,2H-フルオロアルキル)チオ]プロピオネイト,アルキル:ヘキシル〜デカニルを添加する界面活性剤添加ステップと、 前記溶液のpHを6.5未満に調整するpH調整ステップと、 前記溶液から、凝集した液相を回収する液相回収ステップと、 前記凝集した液相のpHを、アルカリ性溶液を用いて上昇させ、前記テトラヒドロフランおよび前記リチウム3-[(1H,1H,2H,2H-フルオロアルキル)チオ]プロピオネイト,アルキル:ヘキシル〜デカニルと、前記元素とを分離させる分離ステップと、 を含むことを特徴とする元素の分離回収方法。
IPC (11件):
C22B 3/20 ,  C22B 3/44 ,  C22B 59/00 ,  C22B 34/32 ,  C22B 58/00 ,  C22B 34/14 ,  C22B 11/00 ,  C22B 7/00 ,  C02F 1/62 ,  C02F 1/54 ,  B01D 21/01
FI (12件):
C22B3/00 H ,  C22B3/00 Q ,  C22B59/00 ,  C22B34/32 ,  C22B58/00 ,  C22B34/14 ,  C22B11/00 101 ,  C22B7/00 G ,  C02F1/62 Z ,  C02F1/54 K ,  B01D21/01 104 ,  C02F1/62 B
Fターム (34件):
4D015BA05 ,  4D015BA19 ,  4D015BB05 ,  4D015CA17 ,  4D015CA20 ,  4D015DB43 ,  4D015DC02 ,  4D015EA13 ,  4D015EA17 ,  4D015EA39 ,  4D015FA03 ,  4D015FA28 ,  4D038AA10 ,  4D038AB65 ,  4D038AB66 ,  4D038AB70 ,  4D038AB72 ,  4D038AB76 ,  4D038AB77 ,  4D038AB90 ,  4D038BB13 ,  4D038BB18 ,  4D038BB20 ,  4K001AA01 ,  4K001AA08 ,  4K001AA10 ,  4K001AA11 ,  4K001AA31 ,  4K001AA39 ,  4K001AA40 ,  4K001AA41 ,  4K001BA22 ,  4K001DB16 ,  4K001DB23
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭58-034005
引用文献:
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