特許
J-GLOBAL ID:201303045264798070

浮上油分離回収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福田 信雄
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-155957
特許番号:特許第5264001号
出願日: 2012年07月11日
要約:
【課題】 循環加工液中に含有される浮上油分と正常油分との比重差と、該循環加工液の流力や落差力などの自然運動エネルギーを利用して、浮上油分と正常油分とを分離・回収する浮上油分離回収装置の提供を図る。 【解決手段】 本発明における浮上油分離回収装置は、流路を形成する貯流タンクと、浮上油分を分離・回収する分離回収ホッパーと、で構成され、前記貯流タンクの流路の所定中間箇所に設けられる仕切り板が、前記貯流タンクの上層流域を浮遊する浮上油分を堰き止めつつ、下層流域を流動する正常油分を通過させる形状に取り付けられる共に、浮上油分を滞留する滞留槽と、正常油分を外部に排出する排出槽とに分離する形状に形成され、該滞留槽内に上下調整機能を有する分離回収ホッパーを設けることによって、該滞留槽内に滞留する浮上油分を分離・回収する手段を採る。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 循環加工液中に含有される浮上油分と正常油分の比重差と、該循環加工液の流力及び落差力を利用して浮上油分と正常油分とを分離・回収する浮上油分離回収装置であって、 前記浮上油分離回収装置は、流路を形成する貯流タンクと、浮上油分を分離・回収する分離回収ホッパーと、で構成され、 前記貯流タンクが、上流から下流にかけて流路を形成する縦長に貯流されるタンク槽を形成し、上流側には前記タンク槽側壁下部に流入口が位置する状態で工作機械の排出ホースに連結される供給ダクトを設け、下流側には上下に移動させて位置決め調整することで液面位置調整機能を有する排出ダクトが排出口の外側に連結され、該流路の所定中間箇所には前記分離回収ホッパーの形状に沿うように曲げられると共に前記貯流タンクの上層流域を浮遊する浮上油分を堰き止めつつ下層流域を流動する正常油分を通過させる形状に取り付けられ且つ浮上油分を滞留する滞留槽と正常油分を外部に排出する排出槽とに分離する形状に形成された仕切り板が設けられて成り、 前記分離回収ホッパーが、排出空胴主軸の上部に浮上油分を落下阻集する漏斗状の阻集ホッパー部を形成し、該阻集ホッパー部の上部または排出空胴主軸の下端に該阻集ホッパー部上端高さ位置の上下調整機能を備えると共に浮上油分を外部に排出する浮上油排出パイプが連結されて成り、 前記滞留槽内に前記分離回収ホッパーを設けることによって、該滞留槽内に滞留する浮上油分を分離・回収して外部に排出することを特徴とする浮上油分離回収装置。
IPC (4件):
B01D 17/028 ( 200 6.01) ,  B01D 17/032 ( 200 6.01) ,  B23Q 11/10 ( 200 6.01) ,  C02F 1/40 ( 200 6.01)
FI (7件):
B01D 17/028 C ,  B01D 17/028 E ,  B01D 17/032 502 A ,  B01D 17/032 502 B ,  B23Q 11/10 Z ,  C02F 1/40 B ,  C02F 1/40 C
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平4-219104
  • 油水分離装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-311379   出願人:新日本石油精製株式会社
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-219104
  • 油水分離装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-311379   出願人:新日本石油精製株式会社

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