特許
J-GLOBAL ID:201303045289952120

回転電機のロータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人ネクスト
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-059991
公開番号(公開出願番号):特開2013-198193
出願日: 2012年03月16日
公開日(公表日): 2013年09月30日
要約:
【課題】複数の永久磁石がロータコアの周方向に分散配置された回転電機のロータに関し、通常時における出力特性に影響を及ぼすことなく、永久磁石の不可逆減磁の発生を防止可能な回転電機のロータを提供する。【解決手段】ロータ1は、IPMモータのロータであり、回転軸Sとロータコア10を有している。ロータコア10は、周方向に分散配置された複数の磁石挿入スロット15を有している。磁石挿入スロット15内部において、永久磁石20はロータ1外周面側に挿入され、位置規制部材30は回転軸S側に挿入される。位置規制部材30は、不可逆減磁リスク温度Tr以上となることで、通常長さLnから高温時長さLhへと縮むように変形する感温変形部33を備える。不可逆減磁リスク温度Tr以上の温度では、位置規制部材30は、感温変形部33の変形によって、磁石挿入スロット15内のロータ1外周面側に位置する永久磁石20を、回転軸S側へ移動させる。【選択図】図6
請求項(抜粋):
界磁を形成する複数の永久磁石と、 回転可能に配設された回転軸と、 前記回転軸周りに分散配置され、前記永久磁石が挿入される複数の磁石挿入スロットを有すると共に、前記回転軸に対して固設されたロータコアと、を有する回転電機のロータであって、 前記磁石挿入スロットは、 前記ロータコアの外周面に対して近接・離間する方向へ、前記永久磁石が移動可能に形成され、 前記磁石挿入スロット内部には、 所定の温度以上となった場合に、前記ロータコアの外周面から離間する方向へ、前記永久磁石を移動させる位置規制部材が配設されている ことを特徴とする回転電機のロータ。
IPC (1件):
H02K 1/27
FI (3件):
H02K1/27 501C ,  H02K1/27 501K ,  H02K1/27 501M
Fターム (6件):
5H622AA03 ,  5H622CA02 ,  5H622CA05 ,  5H622CB03 ,  5H622CB05 ,  5H622PP04

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