特許
J-GLOBAL ID:201303045320673242
有機化合物分析装置及び有機化合物分析方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
中島 淳
, 加藤 和詳
, 福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-013974
公開番号(公開出願番号):特開2013-152192
出願日: 2012年01月26日
公開日(公表日): 2013年08月08日
要約:
【課題】低波数領域でのラマン散乱分光によることで、従来の赤外吸収分光法に比べ、よりシャープな振動ピークが非破壊かつ非接触にて得られ、有機化合物の分子構造や原子間の結合状態等の分子構造の分離に有利であり、有機化合物の同定や分子構造の特定が簡易化された有機化合物分析装置及び有機化合物分析方法を提供する。【解決手段】分析装置100は、レーザー光源10と、レーザー光源からの励起光をNiサンプル基板80に集光する対物レンズ20と、レーザー光源からの励起光を反射すると共に、Niサンプル基板80から出射した散乱光のうち励起光に対する振動数の差が900cm-1以下のラマン散乱光を少なくとも透過するダイクロイックビームスプリッター30と、ダイクロイックビームスプリッターを透過した透過光中のレーリー散乱光をラマン散乱光と分離するラマン分光用エッジフィルタ40と、ラマン散乱光を分光する分光器50とを備えている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
励起光を照射する光源と、
有機化合物を含む対象物に対向して配置され、前記対象物の計測位置に前記励起光を集光する対物レンズと、
前記励起光が入射された前記対象物から出射した散乱光が通過する光路上に配置され、前記散乱光のうち、前記励起光に対する振動数の差が900cm-1以下のラマン散乱光と前記励起光と同波長の散乱光の少なくとも一部とを分光する第1の分光鏡と、
前記分光鏡により分光された後のラマン散乱光を含む光中の、前記励起光と同波長の散乱光と、ラマン散乱光とを分離する分光フィルタと、
前記励起光が入射された前記対象物から出射した散乱光の強度の検出が可能な検出器を有し、前記分光フィルタを透過した透過光から前記ラマン散乱光を分光する分光手段と、
を備え、前記対象物における有機化合物の化学構造を分析する有機化合物分析装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (15件):
2G043AA01
, 2G043BA14
, 2G043CA03
, 2G043CA06
, 2G043DA01
, 2G043EA03
, 2G043FA02
, 2G043HA01
, 2G043HA09
, 2G043JA02
, 2G043JA04
, 2G043KA02
, 2G043KA05
, 2G043KA09
, 2G043LA03
引用特許:
審査官引用 (5件)
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分析装置および分析方法
公報種別:公表公報
出願番号:特願2004-563436
出願人:コーニンクレッカフィリップスエレクトロニクスエヌヴィ
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炭素-ハロゲン結合の検出
公報種別:公表公報
出願番号:特願2004-531863
出願人:サンディエゴステイトユニバーシティファウンデーション
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脂質量測定方法及びコンタクト剤
公報種別:公開公報
出願番号:特願2009-056637
出願人:花王株式会社
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引用文献:
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