特許
J-GLOBAL ID:201303045333613036

音声評価装置,音声評価方法,及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 名古屋国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-197391
公開番号(公開出願番号):特開2013-057892
出願日: 2011年09月09日
公開日(公表日): 2013年03月28日
要約:
【課題】楽曲の演奏に合わせた歌唱に対する評価として、人にとっての聴き取りやすさを評価すること。【解決手段】音声評価処理では、聴覚感度特性を取得し(S120)、カラオケ演奏処理によって対象楽曲の評価対象区間が演奏されている間に入力された音声の波形を表す歌唱波形データvwを取得し(S150)、音圧を正規化する。その正規化された歌唱波形nvwのパワースペクトルPSPを求め(S180)、そのパワースペクトルPSP及び聴覚感度特性に基づいて、聴覚感度特性スコアSCを導出する(S190)。この聴覚感度特性スコアSCは、パワースペクトルPSPにおける周波数fiごとに、聴覚感度特性の感度を乗算した結果を、周波数軸方向に積分したものであり、正規化歌唱波形nvwのパワースペクトルPSPの包絡と、帯域制限特性の感度の包絡との類似性が高い(即ち、両者の差が小さい)ほど、大きな値となる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
人の聴覚の周波数特性を表す聴覚感度特性を取得する特性取得手段と、 楽曲の1つである対象楽曲の演奏中に入力された音の波形を表す音声波形を取得する音声波形取得手段と、 前記音声波形取得手段で取得した音声波形に含まれる周波数、及び各周波数成分の強さを表す周波数成分強度分布を導出する周波数成分強度分布導出手段と、 前記周波数成分強度分布導出手段で導出した周波数成分強度分布における周波数成分の強さの平均値が、予め規定された規定値に一致するように、当該周波数成分強度分布における周波数成分の強さを正規化する正規化手段と、 前記特性取得手段で取得した聴覚感度特性と、前記正規化手段で正規化された周波数成分強度分布とに基づいて、当該正規化された周波数成分強度分布と前記聴覚感度特性との差が小さいほど値が大きい音声パワーを導出し、該音声パワーが大きいほど、高い評価を出力する評価手段と を備えることを特徴とする音声評価装置。
IPC (2件):
G10K 15/04 ,  G10L 25/51
FI (2件):
G10K15/04 302D ,  G10L11/00 402A
Fターム (1件):
5D108BF04
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • A system for evaluating singing enthusiasm for karaoke

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