特許
J-GLOBAL ID:201303045435194259

ガスケット用ラバーリング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 林 直生樹 ,  林 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-057195
公開番号(公開出願番号):特開2013-190055
出願日: 2012年03月14日
公開日(公表日): 2013年09月26日
要約:
【課題】ガスケット用ラバーリングのシール用ゴムと金属板の接着界面において発生する応力を低減し、上記シール用ゴムの金属板からの剥離や、金属板の端部近傍においてシール用ゴムに亀裂が発生するのを防止する。【解決手段】シール用ゴム10の外周側の端面に金属板20の穴縁部を埋入して接着するガスケット用のラバーリングであって、該シール用ゴム10は、その内周側のシール作用をなす最厚部11aを有する第1の膨出部11と、金属板に対する接着部を構成する外周側の第2の膨出部13と、該第1及び第2の膨出部の間の凹み部12とを備える。上記第2の膨出部及び凹み部は、ガスケットを挟む面によりラバーリングが圧縮されたときに、該ガスケットを挟む面と接触しない厚さを有する。金属板20の先端は、凹み部12の範囲で、両膨出部11,12から凹み部に向けて傾斜する斜面が外側に凸の曲面から外側に凹の曲面に変化する変化点P1,P2の間に位置させる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
環状のシール用ゴムの外周側の端面に金属板の穴縁部を埋入し、該金属板の穴縁部に該シール用ゴムを接着したガスケット用のラバーリングであって、 上記ラバーリングは、その断面形状が該ラバーリングの厚さ方向の中心線に関して対称であり、 上記シール用ゴムは、該シール用ゴムの内周側のシール部を構成する第1の膨出部と、該シール用ゴムの外周側の上記金属板に対する接着部を構成する第2の膨出部と、上記第1の膨出部と第2の膨出部との間の凹み部とを備え、 上記第1の膨出部はシール作用をなす最厚部を有し、上記第2の膨出部及び上記凹み部は、上記ラバーリングをガスケットに装着してその両面側から該ガスケットを挟む面により圧縮されたときに、該ガスケットを挟む面と接触しない厚さを有し、 上記シール用ゴムに埋入された上記金属板の先端が、上記第1の膨出部と第2の膨出部との間の凹み部の範囲で、両膨出部から凹み部に向けて傾斜する斜面が外側に凸の曲面から外側に凹の曲面に変化する変化点の間に位置している、 ことを特徴とするガスケット用ラバーリング。
IPC (2件):
F16J 15/12 ,  F02F 11/00
FI (2件):
F16J15/12 L ,  F02F11/00 B
Fターム (7件):
3J040BA07 ,  3J040EA15 ,  3J040EA17 ,  3J040EA36 ,  3J040FA01 ,  3J040FA05 ,  3J040HA17

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