特許
J-GLOBAL ID:201303045672374407

パケットスケジューリング方法および通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-105370
公開番号(公開出願番号):特開2013-236124
出願日: 2012年05月02日
公開日(公表日): 2013年11月21日
要約:
【課題】他の処理の負荷状況に応じてフロー間の比率を変えずにquantum値を変更することができるパケットスケジューリング方法を提供する。【解決手段】EBRR方式を用いてスケジュールラウンドごとに送信するパケットを決定するパケットスケジューリング方法であり、スケジューリング処理をCPU等によりソフトウェアで実現する際に、当該CPU等が実行する他の処理の負荷状況に合わせて、各フロー間の比率を変えずにquantum値を変更することを可能とする。【選択図】図2
請求項(抜粋):
パケット送信を行う通信装置において、EBRR方式を用いてスケジュールラウンドごとに送信するパケットを決定するパケットスケジューリング方法であって、 iを、フローを識別する識別番号とし、EBRR方式におけるCredit Counterの1スケジューリングランドあたりの増分値であるquantum値をQiとし、jを0以上の整数とし、同一時点ではjの値はフロー間で同一として、Qiをフローiの最小quantum値に2jを乗じた値として設定するquantum値設定ステップと、 jの最大値をNとし、EBRR方式におけるQueue[i]のリストであるActiveList[]の要素をチェックする際に使用するインデックス値の1スケジューリングランドあたりの増分値であるstrideを2jとし、各フローの最小quantum値のうちの最小値をminQsysとするとき、配列ActiveList[]のサイズqを、q=ceil((ceil(L/minQsys)+1)/(2N))*(2N)とする配列サイズ設定ステップと、 EBRR方式に従って、送信要求のあったパケットをフローiのパケットに対応するパケットデータ格納用メモリのキューであるQueue[i]に格納するとともに配列ActiveList[]にQueue[i]を追加するデータ格納ステップと、 現在のスケジューリングランドをRCとするとき、当該スケジュールラウンドでのQueue[i]の送信後に、Credit Counterが1より小さくかつQueue[i]が空でない場合、Queue[i]をActiveList[(RC+ceil(加算が必要なcredit値/Qi)*2j) mod q]の最後に追加するリスト追加ステップと、 quantum値を小さくする場合、jの値をこれまでのjの値より小さい新たな値とし、新たなjの値を用いて、Qiをフローiの最小quantum値に2jを乗じた値に更新するとともにstride値を2jに更新する更新ステップと、 を含むことを特徴とするパケットスケジューリング方法。
IPC (2件):
H04L 12/815 ,  H04L 12/863
FI (1件):
H04L12/56 200C
Fターム (9件):
5K030HA08 ,  5K030HD03 ,  5K030KA03 ,  5K030LC02 ,  5K030LC09 ,  5K030MA04 ,  5K030MA13 ,  5K030MB09 ,  5K030MB15

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