特許
J-GLOBAL ID:201303046138691940

電磁アクチュエータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-110944
公開番号(公開出願番号):特開2013-239538
出願日: 2012年05月14日
公開日(公表日): 2013年11月28日
要約:
【課題】 内燃機関のバルブリフト調整装置に適用され2つの規制ピンを備える電磁アクチュエータにおいて、作動状態を効率的に検出可能な電磁アクチュエータを提供する。【解決手段】 電磁アクチュエータ40は、プランジャ651、652を後退方向に吸引する2つの永久磁石501、502が、磁極の向きが互いに反対となるように、静止部であるホルダ45に固定される。また、コイル47の通電方向を切り替えることで、2つの永久磁石501、502の一方に対して逆方向のコイル磁束を発生させ、吸着力を低下させる。そして、永久磁石501、502の吸着力が低下した側の規制ピン601、602をスプリング751、752の付勢力によって前進方向に作動させる。また、プランジャ651、652が対応する永久磁石501、502に近接するときコイル47に発生する誘導起電圧を、規制ピンが最後退位置に戻りつつあることを示す後退信号として出力する。【選択図】図10
請求項(抜粋):
内燃機関の吸気バルブ(91、92)又は排気バルブのリフト量を調整するバルブリフト調整装置(10)に適用され、前記バルブリフト調整装置のカムシャフト(11)と共に回転しつつ前記カムシャフトに対し軸方向に相対移動可能なスライダ(21)に形成された係合溝(14、24)に2つの規制ピン(601、602)のうちいずれか一方である作動側規制ピンの先端部(641、642)を係合させるとき前記作動側規制ピンを前進させ、前記作動側規制ピンの先端部を前記係合溝から離間させるとき前記カムシャフトのトルクによって前記作動側規制ピンが押し戻される電磁アクチュエータ(40)であって、 前記係合溝に対し前進可能に並設される第1規制ピン(601)及び第2規制ピン(602)と、 軟磁性体で形成され、一方の端部に前記第1規制ピンが連結される第1プランジャ(651)、及び、一方の端部に前記第2規制ピンが連結される第2プランジャ(652)と、 前記第1プランジャ及び前記第2プランジャに対して静止した静止部に磁極の向きが互いに反対となるように固定され、前記第1プランジャを後退方向に吸引する第1永久磁石(501)、及び、前記第2プランジャを後退方向に吸引する第2永久磁石(502)と、 通電方向を切り替えることで、前記第1永久磁石及び前記第2永久磁石の一方に対して逆方向の磁束を発生させ、対応する前記プランジャを吸引する吸着力を低下させるコイル(47)と、 前記第1規制ピン及び前記第2規制ピンを前進方向に付勢し、前記コイルへの通電によって前記永久磁石の吸着力が低下した側の前記規制ピンを付勢力によって前進方向に作動させる第1スプリング(751)及び第2スプリング(752)と、 前記作動側規制ピンが前進位置から最後退位置に戻りつつあることを示す後退信号を外部の検出装置(83)に出力する後退信号出力手段と、 を備えることを特徴とする電磁アクチュエータ。
IPC (2件):
H01F 7/16 ,  F01L 13/00
FI (2件):
H01F7/16 Z ,  F01L13/00 301U
Fターム (15件):
3G018AB03 ,  3G018BA04 ,  3G018CA12 ,  3G018DA18 ,  3G018DA36 ,  3G018DA41 ,  3G018DA42 ,  3G018EA22 ,  3G018EA23 ,  3G018FA03 ,  3G018FA06 ,  3G018GA02 ,  5E048AB10 ,  5E048AC05 ,  5E048AD02
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (4件)
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